日本でも起きていた!!
中国でパソコン用のイスが突然爆発し、少年が死亡する事故が起きた。
これを受けて、ネットでは驚きと恐怖の声が挙がっている。
日本にも中国製のイスはかなり輸入されていて、事故が起きる可能性がないとはいえない。
●1か月に3件もの爆発
事故は2009年1月、中国の山東省で起きた。パソコン用のイスが突然爆発し、座っていた14歳の少年は肛門に
イスのパーツや棒が刺さり病院へ搬送されたが、出血多量で死亡した。爆発したのは「ガス圧式」のイス。
一般的な、座面をガスの圧力で上下に調節するタイプのものだった。この事故を報じた中国「星州日報」には
爆発したイスの写真が載っている。座面のカバーが爆発でひどく破れ、少年が座っていた座面の内部から
部品が飛び出してきたように見える。
少年が搬送された病院には、イス爆発によるでん部のケガを負った人が1か月に3件も運ばれてきたという。
この事故を受けて、日本のネット上にも波紋が広がっている。「マジ怖い」、「これほど身近で起こり得る恐ろしい事故ってないんじゃね?」、
「中古で買った安椅子だから心配」など、安全性を懸念するカキコミが多数目立っている。
http://www.j-cast.com/2009/02/27036623.html 写真:爆発したパソコンチェア
http://www.sinchew.com.my/files/preview/292x300.2009.02.16.in0215a01.jpg ●札幌市のネットカフェで破裂事故起きていた
実は日本でもこのような事故は起きていた。08年10月、北海道札幌市のネットカフェで、イスの高さを
調整する装置が破裂し、座っていた男性が軽いケガをした、というものだ。このイスも「ガス圧式」
ネットカフェを運営する会社は、「原因についてはまだ調査中ということですが、
海外の製品だったということで、現在は国内製のイスに取り替えています」と、J-CASTニュースの取材に対し回答した。