プロ野球ファミスタオンライン2 Part629

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12名も無き冒険者
プロ野球は20日から「日本生命セ・パ交流戦」に突入する。
今季で導入4年目。1年目の05年は王者・ロッテが日本一になり、昨年は日本ハムが
交流戦を制した勢いのままリーグ優勝を果たした。新鮮な顔合わせという魅力と、ペナントの行方を左右する側面をあわせ持つのが交流戦。
各チームが各カード4試合(ホーム、ビジター2試合ずつ)の24試合、計144試合を約1カ月間で行う短期決戦となる。優勝チームには賞金5000万円が贈られる。
注目は、パの首位を快走する西武の打線と、セの投手たちとの対決。西武は今季「カウントが若いうちはフルスイング」という姿勢で、ここまで両リーグトップのチーム本塁打数63本を量産中。
2位の中日、巨人は45本で打線の破壊力は並外れている。データの少ないセの投手を相手に、どう対応するかが見ものだ。
セの首位争いを続ける阪神と中日の戦いにも注目したい。堅実な戦いを続ける阪神が抱える唯一の不安材料は、自慢の救援陣の一角を担う久保田の調子が上がらないこと。
2連戦がベースとなる交流戦期間中は、3連戦主体のリーグ戦よりも、先発ローテーションに余裕ができる。その分、中継ぎ陣を強化し、
今まで以上に安定した戦いを進めることが可能だろう。同様に、森野の故障などでチーム状態が下降気味の中日も、投手陣は質量ともに豊富なだけに、ここがシーズン最初の踏ん張り所と言える。
また、巨人、ロッテなど、豊富な戦力を持ちながら本来の力を発揮できていないチームにとっては、気分を一新する機会だ。【栗林創造】
○…昨年の日本シリーズを制した中日は、楽天との2連戦で交流戦開幕を迎える。両チームの主力4選手が19日、仙台市内で会見した。
中日の荒木は、「過去3年、交流戦は故障続きだった。今年は体が元気なので全試合出場を目標にしている」と抱負を語った。
また、リーグ打率トップと開幕から好調を維持する楽天の山崎武は「ドラゴンズを日本シリーズで倒すのが僕の最終目標。交流戦で一つのきっかけを作りたい」と、古巣との対戦に意欲を燃やしていた。