>>822 次の日も、その露店は同じ場所に、小さく居を構えていた。
前日と違ったのは、
イベントアイテム:桜の花びら 100.000.000G
などと品目が増えていた事だ。花びらは、50枚ほどが置いてある。
先日の目撃で一瞬で事情を察し、逃げるように路地を飛び出した私は、しばらく心臓の拍動を抑える事が出来なかった。
魔力の花、フラワーブローチ、黒蓮―――そして、この桜の花びら。
そう、このエレメンタルマスターの少女は、『花』を売っていたのだ。
少女は露店を開いて、無垢な表情で風景や、通り行く人々などを眺めている。その様子はまったく純真な少女のもので―――それがあんな……淫らな行為に身を委ねる光景は、思い返すだけで背徳の極みだった。
鬼に憑かれ、剣にのみ生き甲斐を見出した私のような朴念仁には、想像すら出来ぬ世界だ。
ぽつねんとその少女を眺めていると、今度は黒蓮が一つ売れる。買ったのは、大きな重火器を背負った、ランチャーの青年だ。
先日と同じく、すぐに露店を仕舞いこんで路地に消えていく少女の無邪気な表情に……自分は、知らず心臓を高鳴らせていた。
すぐに二人の後を追う。そこで見たのは―――壁に手をつき、大きく足を広げて青年の股間の重火器を受け入れる、少女の姿だった。
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こうかもしれません!
>>825 ごめんなさいこれ以上はここでは無理です!