■韓国人元研究員が海外で日本人留学生にセクハラ
滋賀県立大(彦根市)の韓国人の元研究員(37)がベトナムに渡航中、日本人留学生に
セクハラ(性的嫌がらせ)行為をしたとして、招聘(しょうへい)した日本学術振興会から
処分されていたことが24日、分かった。
学術振興会によると、元研究員は東アジア史専攻で、平成16年9月から2年間、滋賀県立大
に所属。17年10月下旬に研究でベトナムを訪れた際、飲食店で偶然出会った大阪の大学
から来ていた女子留学生に強引にキスをし、身体を触るなどしたという。
大阪の大学からの訴えで学術振興会が調査。18年6月、セクハラ行為があったと判断し、
月額約40万円の滞在費2カ月分と帰国費の支給を停止した。
元研究員は今年4月「事実無根」として処分取り消しを求め大阪地裁に提訴。
一方、女子大生は今月、元研究員に損害賠償を求める訴訟を京都地裁に起こした。
http://www.sankei.co.jp/shakai/jiken/070824/jkn070824018.htm