ポトリス２-part23くらい

バシュゥ・・・・
2人は乾いた大地に足をつけた。周りは赤茶けた小石と泥に覆われている。
拓人「なんだこれは・・・ここは地球じゃねえ・・・」
白井「そ・・・そんな・・・僕達は一体何処に・・・」
拓人「何もわからない・・・だけどわかることといったら・・・」

「俺達はとんでもないことに巻き込まれたらしいな・・・」

　　　　エピソード.1　「奇跡の復活」

その時暗闇からタンクが現れた。
ウィンウィン・・・　　　シュウウウウ
拓人「誰だ！」　「落ち着け、お前達をこの世界に呼び寄せたものだ」
白井「うう・・・・タクト。逃げるべきだ・・・」
ドン！　姿を現したのはレーザータンクだった。
白井「ほほほほほっほほほほ本物！！！」
拓人「何が本物なんだよ！おい！」
レーザー「ネットは大幅に進化した。そして今や我が、ポトリスは意志を持ち始めている」
白井「意思・・・」　メガネを上にあげた
レーザー「ついにネット上に独立した世界、ポトリスワールドを作り上げた」
拓人「そんなことはどうでもいい！とっととここから帰らせろ！」
レーザー「それは出来ない。君達にはやってもらうことがある」
拓人「ふざけんな！」　拓人はレーザーの脳天に蹴りを入れた。
ガゴシュッ！
レーザー「いいからついてこい」　「・・・・・・・・・・・」　２人はあきらめた様子でついていった。

ガゴッ　グオオオーン　エレベーターらしきものにのった。ワイヤーではなく電磁波で浮いている。
白井「凄い・・・地球のレベルを遥かに越えている機械・・・」
レーザー「自己紹介がまだだったな。私はレーザータンク」
拓人「大和拓人だ・・・」　「白井です・・・」

ガゴォン　ウイーン
ドアが開きコンピュータールームらしきものへとついた。
レーザーは目の前のタンクに敬礼していた。
マイン総帥「よくやった。レーザー、彼らが・・・我が軍を勝利へと導く救世主なのだな？」
拓人と白井は何がなんなのかわからなかった
レーザー「ハッ！！！！！総帥！！！！！！無事お連れしました！！！！！！」
マイン「私はマイン総帥・・・反乱軍を指揮している」

マイン「レーザー、今この世界の現状とお前のことを話してやれ」
レーザーは話し始めた。
今、この世界は共和国と呼ばれる国が指揮していること・・・
共和国では兵士にバーチャルマシンで洗脳させ、無敵の兵士を作り上げてること・・・
ここはそれに反する者たちが集まった反乱軍だということ・・・
そしてレーザーは共和国に洗脳され一度死に掛けたこと・・・

レーザー「あの時自分が無敵だと思っていたのは今でも覚えている」
マイン「ただでさえ兵士が少ない現状だ・・・人間を味方につけれただけでも大いに有利に進める」
白井「な・・・なぜ人間が有利だと？」
レーザー「我々は本能で弾を打っている。考えることをしらない」
マイン「その点、君達には戦略性がある。ゲームと同じく私達は操られるのが向いているみたいだ」
拓人「つ・・・つまり、俺達がお前らを操って共和国と戦えって言うのか！！？」
レーザー「そうだ。」　即座に答えた。
白井「そ・・・そんな・・・僕達じゃ無理だ・・・無理ですよ！！」
その時、警報がなった。
兵士「共和国の部隊です！距離約200km！東西に位置！風は北北西3m！」

戦いが・・・始まった。

続く