ポトリス2-part23くらい

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476名も無き冒険者
キーンコーンカーンコーン・・・
「そこ!そこ!行くぞタクトォ!」 「先輩!まかせてください! おぉぉぉぉぉ・・・」
そしてその男は天高く足を上げた。蹴ったボールは吸い込まれるようにゴールマウスへ吸い込まれていった。
「ゴーール!」 ピィー 笛の音が鳴り響く。
「やったな!拓人!」 「当たり前じゃねぇか!次行くぞ、次!」
ワイワイ・・・
── コンピュータールーム
ヴ・・・ヴ・・・ジジッ・・・
カシャカシャカシャ・・・ カチッ
誰もいない部屋でそのパソコンに文字は浮かび上がった。
FORTRESS WAR と・・・

         プロローグ 「その名は伝説」
477名も無き冒険者:2005/04/15(金) 22:52:12 ID:Z4EoGq3X
誰かが水のみ場で頭を洗っている。彼の名は大和拓人である。
「ぷはぁ、練習してたら遅くなっちまったな・・・」
「タクト、お前一緒に帰らねえのか?」 サッカーボールを蹴り上げて友人の1人が話した。
「ああ、学校祭で出すパソコンの作品ができあがってねえんだ」
「じゃあ、先帰ってるぞ」 友人達はそのまま帰っていった。時間は夜の9時を回っていただろう。
「行くか・・・」 タン タン タン 心地よいリズムで拓人は階段を駆け上がる。
ガラッ
白井「タクト、遅いぞ」 彼はコンピューター部部長 白井隆平
拓人「部活が長引いちまってな・・・ 早速とりかかるよ」
拓人はなれた手つきでフロッピーを投げ入れた。
その時ある異変が起きた。ウィンドウに文字が浮かび上がったのである。
ピコッ 「FORTRESS WAR」
拓人「? お前なんかやった?」 拓人が即座に問いかけた。
白井「冗談言うな。そこまで人間落ちちゃいねえよ」
拓人「じゃあこっち来てくれよ。これは何だよ・・・」
白井「FORT・・・ポトリス・・・」 白井は一瞬で分かった。
白井「貸せ」 強引に席を取ると一心不乱にキーボードを打ち続けた。
拓人「何か下に書いてあるな・・・305・・・ルーム?」
白井「これだ・・・ただのゲームだよ。」 そういうとゲーム画面を開いて拓人に見せた。
拓人「305番ルームに言ってみてくれ」
カチッ

ゴッ  カッ  バシュッ  

光と共に2人は画面の中に吸い込まれた。
そして、世界を賭けてコンピューターで繰り広げられる壮絶な戦いが始まるのであった。
478更新 ◆EvjTxTVcjs :2005/04/15(金) 22:53:20 ID:Z4EoGq3X
ポトリスウォー 第2部 〜全てを越えし伝説〜

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