ポトリス2-part23くらい

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286更新 ◆EvjTxTVcjs
ポトリスウォー第15話「マルチ急襲」

ゴォッと言う鋭い真空音と共にマルチ2はポセイドンへと襲い掛かった。
「く、くそっ」 時既に遅しマルチ2の30連弾でポセイドンは息絶えた。
「そんな・・・何もしないで・・」ハンマーは既に悟っていた。我々と敵のとてつもない差を
再び真空音が鳴り響く。恐らくシェルが高速で動いてるのだろう。
動くたびに辺りの草が刈り取られていく。 ザザザッ・・・ ザザザッ・・・
そしてマルチは大佐へと攻撃を放った。30連弾がハンマーをかすめ岩にあたる。
轟音と共に岩は崩れ落ちた。「駄目です・・・我々では・・・かないません!」
「弱気なことを言うな!キャロット!お前の防御は固い・・・接近戦なら勝てるはずだ!」
ゴゴゴ、キャロットが草むらに隠れながらマルチ2へと迫っていく。
「(マルチがキャロットに気を取られている間に俺は・・・マルチの後ろに回りこむ・・・)」
カチカチカチ・・・ 「!」 ボンッ     ・・・
「く・・・は・・・」 貝型爆弾 シェルの得意技であった。
「お前の相手は俺だ。何分持つかな・・・」 「くそ・・・抜群のチームワークだ・・・」


287更新 ◆EvjTxTVcjs :2005/04/03(日) 23:39:00 ID:VSVTOqH8
川岸では地形の原型が無くなっていた。キャノンの砲撃に辺りは抉り取られていて、それこそ
クレーターのようなボコボコの穴になっていた。
「キャノン、これを使え」カスタムイオンからカプセルが渡された。
「帝国軍新型カプセル・・・ 拡散カプセル」 「フン・・・俺のレッドボム(赤爆弾)を拡散か・・・」
「死ね!レーザー!!」 辺りに数百発のレッドボムがばらまかれた。
辺りは爆炎に包まれた。 「終わったか・・・」
煙の向こうから誰かが近づいてきた。ゆっくりとその影を表す・・・
「!」「馬鹿な!」 「無駄だよ・・・フレイムユニオン!」 レーザーはそう言うと炎にクリスタルを当てた。
紅い炎のベールに包まれたレーザーが姿を現した。 「何が貴様にできる!!」
レッドボムがレーザーにコアヒットした。 「効かないぜ・・・フレイムユニオンは防御変形体・・・」
「フレイムハザード!」 レーザーはそう言うと口から赤色ビームを放った。
辺りは赤く染まり爆発を起こした。「ばっ馬鹿な!」「我々・・・精鋭2体が一気に・・・」
「ス・・・・ク様!!」 
カスタムイオンとキャノンは爆破炎上しチリとなった。

続く
読み物の勉強して真面目に書きました。感想お願いします