まぶたに浮かんだtの背後に 非難の声が響いていた
すぐに飽きられて朽ちていくのに あんなにも心無くして
未来も選べずに死にゆくtの心は 汚れなく澄み切った昔の様に
どこまでも真剣でまだ見ぬ将来へと迷いもなく 渡っては行けないだろう
叶うはずのないtの願いは 2chの奥へと滲んでいく
りんに伝えたかったtの想いは 沸き上がる苦情に掻き消され
そっと腐臭が鼻をくすぐる 堪えてた 涙あふれる
くちびる噛み締めて最期に見る 瞳を逸らさずにうなずいた 黙ったまま
tを引き裂いた厨房すらいなかった あの日のtにきっとまた逢えるから・・・
叶うはずのないtの願いは 2chの奥へと滲んでいく
りんに伝えたかったtの想いは 吹き上がる怒りに飲み込まれ
もう泣かないでもうこれで終わりだから・・・
届く場所のないtの願いは 2chの記憶に生き続ける
りんに渡せなかった最期の手紙は この胸に秘めたままで連れて逝くよ