REP. INT. WHAL. COMMN 43. 1993 pp.439-452 SC/44/SM16 第43回国際捕鯨委員会年報(1993年)437-452頁 Review of Japanese Dolphin Drive Fisheries and Their Status Toshiya Kishiro and Toshio Kasuya Nationol Research Institute of Far Seas Fisheries, 5-7-1, Orido, Shimizu-shi, Shizuoka-ken, 424 Japan 【日本のイルカ追込み漁とそのトレンド概観】
太地の人々は17世紀初期以降、手持ち銛、網取り式捕鯨、ショットガン、 巻き網により大型、小型の鯨類を捕獲してきた。 最も古いイルカ追込み漁の記録は1933年のものである。 これ以後機会的な操業が加わるというかたちで漁が行われた (Hamanaka, 1979; Kasuya and Marsh, 1984)。