【FEZ】ファンタジーアースゼロ F鯖ホル部隊&個人スレ119

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609名無しさん@ゴーゴーゴーゴー!
takupapa「今夜は……この結晶にしようか」
takupapaはそう言って、色とりどりの結晶が詰まった箱の中から大粒の強靭の結晶を選び出し、透明なフルートグラスの中に落とした。
注がれていたヴィネルワインの中で美しい赤色の光が煌めいて、細かな泡が弾ける。
takupapa「……さぁ、口を開けるんだ、バスケットボール」
バスケットボールを抱き寄せながら、takupapaが低く耳元で囁いた。
バスケットボール「タクパパ……」
バスケットボールはもう完全に彼に抗えなくなっていた。
カジノでのtaku_papaの表情を見てしまってから、もうtakupapaのどんな残酷な言葉すら優しく聴こえるようになっていた。
バスケットボール「…っん、っぅ……」
taku_papaの舌がバスケットボールの唇をゆっくりとなぞり、そのキスに応えるようにバスケットボールの唇は開いてしまう。
ヴィネルワインと強靭の結晶が口の中に流し込まれる。
入り込んだ柔らかな舌がバスケットボールのそれに絡むと、硬質な石でしかなかった強靭の結晶がキャンディのように溶けて、口の中に果物のような酸味が広がった。