149 :
名無しさん@ゴーゴーゴーゴー!:
その男は携帯から2chを眺めもどかしくなっていた。
悪口ばかり言う連中からなんとかして苑子を守りたい。
あわせて自分の悪口を言う奴を懲らしめたいと思っていた。
それでもなるべく普段の日は書き込まないようにしようと心がけていたが、時間の過ぎるごとに増える悪口に男はついに耐えかねた。
ポケットから携帯を取り出して書き込もうとしたが、アクセス規制中の文字に愕然とした男はその足で携帯ショップに向かった。
「出来る男はやっぱりこれだな」
スマートフォンの購入手続きを済ませた男はさっそくさっき必死で書いた文章をスマートフォンに転送すると2chに書き込みひとりでニヤニヤするのであった