476 :
歌姫の騎士:
「ゆー・・・ゆー・・・」
幸せそうな顔で寝息を立てる生まれる前の赤ゆっくり
母であるみくも幸せそうな顔で眠っている。
(俺は虐待お兄さんである。
ゆっくりをゆっくりさせないのが虐待お兄さんである。
なのに何故このみくは幸せそうな顔をしているのか?)
このみくは友人の飼いであったためにいままで手を出すことができなかった。
しかし、それも今日まで、つい先ほど友人と連絡が取れ、海外でしばらくすごす
ことになったからみくの面倒は任せるって話だ。
477 :
歌姫の騎士:2010/06/02(水) 21:37:54 ID:ZUAVVa5n0
(まあ、わざわざ俺に預けるって事はいらないってことだと気付いてはいたがな・・・)
このみくの素行は悪かった。
ごはんが遅いと「はやくもってきてね!ゆっくりしないでね!」と文句をいい
遊具が少ないと「かわいいみくのためにゆっくりできるものをもってきてね」等
わがまま放題である。
おそらく捨てられた原因の半分はわがままだったからだろう。
お兄さんはこのみくが捨てられたことに気が付いていたが、
その確証が持てるまではみくに手をださなかった。
「さてといままでの借りを返させて貰うぜ」 couwe
478 :
歌姫の騎士:2010/06/02(水) 21:39:55 ID:ZUAVVa5n0
お兄さんはみくを預かってから、ストレスがたまりにたまっていた。
目の前でむーしゃむーしゃしあわせーをしたり、んほおおおっすっきりー!を
した時など何回潰そうとしたか数えられないほどである。
そのときのみくの相手であるりんはちゃんと潰しておいた。
お兄さんはさっそく赤ゆっくりを一匹手につまみ、
口の中にスポイドを突っ込む、そのスポイドには緑色の液体、
わさびを水で溶いて赤ゆっくりでも飲み込みやすくしたものが入っており、
お兄さんはそれを赤みくの口に流し込む。
「・・・ゅ・・・ゅ・・・」
まだ声は出せないはずの赤ゆっくりだが小さな声で呻き声をあげる。
目も開いていないが、今までの幸せそうな顔とは一転して苦悶の表情を浮かべている。
(おくちがいちゃいよ!おみじゅがのみたいよ!)
赤みくはそう言いたいのだが生まれる前なので何も言うことができない。
ただ涙を流しふるえるだけである。
「次はてめえだ」
お兄さんが次に手に取ったのは赤りん、今度のスポイドには黄色い液体がはいっている。
中身は水で溶いたからしである。
お兄さんは赤りんの口にスポイドを差し込み中身を流し込む