安比奈のなないろディップスイッチ晒しスレ13【酋長】
井川がうるさいから、もっと証拠出すよ。
旧チベットは政教合一の封建農奴制社会であり、ダライ・ラマと農奴主階級集団によって人口の90%が虐げられながら生活する、
まさにこの世の地獄とも言えるところであった。それは暗く立ち後れた野蛮な社会で、帝国主義者らが幅を利かせていた。
そこで中国は人民解放軍の兵士2万人をチベットに送り、反動勢力を鎮圧し百万余の農奴を解放し、平和的にチベットに自由をもたらしたのだ。
自由を得たチベット人の大半は祖国中国の地に団結し、他の少数民族らと共に調和のとれた生活を送っている。
ちょっと待ってはもらえないだろうか。北京(中国政府)はチベットの文明や国の有り様をわずか二つの短いパラグラフで要約してしまった。
全く滑稽な話だ。このひどく単純な解説こそ、中国がチベットの領有権を主張し、武力による侵略を正当化するための唯一の論拠なのだ。
長征の生存者で後に国家主席となった楊尚昆は、党の歴史学者らに対して次のように助言している。「歴史上の問題は概括的に研究されるべきで細かいことに拘るべきではない。
‥‥紅軍の長征の重要性と役割について、決定的な部分が語られればそれでいい。‥‥細部に拘るようになるといろいろな問題が出てきて対処しにくくなる。」
楊は党の方針同様、事実を隠して神話を作り上げることを厭わなかった。話を捏造していることは明らかで、第一軍団が Tucheng および遵義で苦戦した結果、
二度の敗北を喫したことも長征の歴史からは排除されている。二度とも毛沢東が軍を率いており、その戦いで多くの兵士が命を落としている。
事実は苦い薬のようなものだ。苦いが病を治す力もある。しかし、中国政府にとって事実は、法の支配や個人の自由そして民主主義と同様に未知の存在なのだ。
長征のように自国の歴史上重要な出来事に関する事実でさえ、邪魔であれば削除してしまうのだ。
チベットに関して中国が同じ嘘を50年以上もつき続けるのも分かるような気がする。
中央宣伝部が「旧チベット」を罵る時の語彙の豊かさを誰もがすごいと思うだろう。事実が欠如している分を生き生きとした形容詞で補っているとしか考えられない。
結局中国政府は、以前のチベットを悪い社会として描くことでしか、そのチベット支配を正当化することができないのだ。