>>107 いや、金がかかるわけだから売れてる時に、
着物に走る、またはより高い着物に走るだよ。
幸田の世代(もっと上も)には、
大成した女流作家は渋い人間国宝の紬を着てるんだろうな
というイメージがあった。(実際は違うんだけどね)
そういえば、立原正秋の死後に、
娘さんが大人になってから、
「もうご用意いただいてます」ってことで
呉服屋が男物の結城の紬を持ってきたって、夫人がインタブに
答えてたわ。美しい話として記事になったんだろうけれど、
いくらはいい着物には違いないだろうけど、
何も娘盛りに男物の紬はねえと思った。