▽:FANTASY EARTH ファンタジーアースゼロ Eゲブ部隊スレ12
【雷皿のログが動く】
(パニカス)「……雷皿よう…… 雷皿よう……」
雷皿
「……パニカスさん!?」
パニカス
「聞こえるんだ…………声が……」
雷皿
「パニカスさん……いまどこに……?」
パニカス
「…………雷皿よう…… 声が……聞こえるんだ」
「聞こえるんだ……」
【チャットが切れる】
雷皿
「パニカスさん……?パニカスさん…… どうしちまったんだ……?」
【ヴォイドを受ける雷皿】
雷皿
「何だ!?あの半透明!?lvは……39…!?……ゆっくりとステップを繰り返してる
スカが 俺を不安にさせてた………」
「スカの半透明が とけていく…… 俺の見たことない……パニカスさんいた……」
「……げっそりと肉が削ぎ落ちて……」
「……輝きの失せちまった
闇色の目をしたパニカスさんが……」
パニカス
「…………雷皿よう………………おれは………わかった…………」
「10年前…………兄貴が…… …………なにを………………「……………パニってたか………」
雷皿
「パニカスさん………………」
パニカス……雷皿…おまえも…おれたちと……同じ………」
「……逃れられない………………………声から…………
「……声から…………逃れられない……どこまでも…つきまとう……」
「…………この忌々しい声…………」
雷皿「パニカスさん…わからねえ…なにいってんだ……!?」
パニカス……おれともう一度だけ…競ってくれ…おれは…まだ…」
「おまえの……知ってる…おれだよな…だけど…この声…こいつ…が…おれに…………」
「スカふぉのヴァイパー音が俺の耳をつんざく…パニカスさんの声は
とぎれとぎれにしか聞こえなかった……何故だろう?…………」
「…………俺は知ってる気がした…………」
「…………あの視線…俺はどこかで…同じ目を見たことがある……」
「…………冗談じゃねえ…俺は止めなきゃならねえ…
「……パニカスさんを止めるために俺はランクインしなきゃならねえ……」
「このまま…行かせちまうわけにはいかねえんだ……」
もう、戻れない
陳腐な楽しさを味わっていただけの
軽くて薄っぺらいあの頃には戻れない
「……止めることはできなかった……」
「……パニカスさんのパニ……」
「……MONSTER pani……」
「……CRAZY scout……」
「……そんな言葉が脳裏をかすめた……」
「……パニカスさんのパニは以前とは別物だった……」
「……俺は相手にされなかった……」
「…………なにひとつ…………確かめることもできなかった」
「そのまま……パニカスさんはハイドの闇に消えちまったんだ」
「…………残ったのは…………」
「…………俺の中に…………
なにかが挟まってるままの異物感」
「……それだけだった……」