【虐待疑惑】 柳美里 今日のできごと 【２ch敵視】

・二日酔いがずるずると続き、一週間寝込む。
珍念がタケハルを幼稚園に送りに行ってる間に電話が鳴る。
カード会社からの督促で、いつ返済するかを追及されるが、「係りの者が留守だ」と逃げる。
直後、帰宅した珍念に、
「どうしてちゃんとやってくれないんだ！！」と責める。
「金があればちゃんとやるけど、ないんだからしょうがないでしょ！」とブチ切れる珍念。
キャッシングも既にいっぱいいっぱい引き出してるらしい。
金の管理は全て珍念に任せて、自分では何も確認しなかった。
考えてみれば、この一年間、まとまった原稿を書いてなければ一冊の本も出していない。
もともと貯金なんてしてない。
でも、こんなことは珍しい状態ではなく、自分はいつも貧乏だったと、東氏との楽しかった貧乏生活を思い出す。
どんなに貧乏でも、珍念と二人きりなら楽しめるが、タケハルがいるからそうはいかない。
タケハルには食べたい物を食べたいだけ食べさせてやりたい。
困ってるけど、本音では困ってないし、何とかなるだろうと思ってるから、ロト６を買ってみる。

・珍念と金策について協議。
『新潮４５』の編集長の中瀬ゆかりさんに、連載６回分の稿料と、来年のドキュメント賞の選考委員料の前借をお願いしてみる。
が、税金の追徴金の取り立てが厳しいから、それだけじゃ足りない。
タケハルが成人するまで手をつけないでおこうと決めていた、タケハルの父親からの養育費（月々５万円）をおろし、
受取人がタケハルになっている生命保険の契約者貸付を受けることにした。
これで年内はしのげるはず。

・最近は気づくと唸っている。何もかもうまくいかない。
一番の問題は珍念。
珍念はとにかく短気で、ひとに干渉されるのが嫌な人間。
�_が「●●やってくれる？」と何かをお願いすると、
●●を既にやってある場合は、「やったよッ！」、
やってない場合は、「わかってますよッ！」と、露骨に嫌な顔をするので、気安くものを頼むことができない。
まず、やってあるかどうかを確認し、やってない時はもの凄く遠回しに、
「あのさぁ、●●が●●したままだと、●●になっちゃって困ると思うんだけど・・・」と言わなければならないが、
その言い方も癇に障るらしく、「はっきり言えやっ！！」と怒鳴りつけられる。
そして、お互いの口のきき方を巡って、口論が始まり、口論がののしりあいに発展し、
珍念が壁を殴ったり蹴ったりして、�_が金切り声をあげ、タケハルが「喧嘩するな！」と止めに入る。
最悪なのは、珍念が自分で自分の顔や体を打ちのめすこと。
空手有段者なので、殴ったら痣になるし、口の中が切れて流血することもある。

・性格が決定的に合わないのではと思う時に、東氏を思い出して泣けてくる。

・�_は珍念を恋人として選んだわけではなく、伴侶として�_宅に迎え入れ、三人で時間と空間を共有している。
タケハルを巻き込んだんだから、取り返しはつかないし、
うまくいかないからと言って別れることはできない。
合わない性格をすり合わせて、努力と我慢を積み重ねるしかない。

・ある日、外食した時のこと。
「コートを着せてほしい」と言うタケハルに「自分で着なさい」とたしなめる�_。
１０分程かかってやっと着れたら、今度は「ボタンをしめて」と言う。
「来年からは小学生になるのに、ボタンくらい一人でしめれなくてどうするのか。
今までは幼稚園の先生が助けてくれたけど、来年からは誰も助けてくれないよ」と言っていたが、
珍念が手を貸してしまう。
それに腹を立てた�_。
「子供が混乱するから、違うことを言わないでくれますか？」
「何も言うたらあかんのかいッ！」
「わたしが子供に言ったことを、子供の前で否定するのはやめてください、と言ったんです！」
「自分の言うことは全部正しいんかいっ！！」
「わたしはッ！わたしの子供にッ！余計なことをッ！言ってほしくないだけッ！」
喧嘩してると、タケハルが泣き出す。
帰宅途中、珍念は３メートルほど離れてついてくる。
突然後ろから、
「わし、なんでおんねんッ！ウォーッ！！」
と叫び声が聞こえ、振り返るとそんな珍念が電信柱を蹴っていた。
�_は恐怖を感じ、タケハルの手を引いて足を早めた。

・去年の１１月から訓練所に預けていた犬に面会しに行く。
犬は元気で、家にいるときは尻尾なんて振らなかったのに、すごい勢いで振っていた。

・幼稚園で、１２月生まれと１月生まれの誕生日会があるのだが、起きたら９時過ぎ。
珍念は起こさなかったらしい。
責めている時間もなく慌てて用意して幼稚園に向かい、ギリギリ間に合った。
「ママ遅いよ」としがみつくタケハル。

・並べてある洋蘭が切られ、漆喰の壁のあちこちが削られているのを発見する。
タケハルを呼ぶが、無視をされ、もう一度呼ぶと「なに？」と返事。
「なにじゃないよッ！来いって言ったら来いッ！」
洋蘭を切り、壁を削っただろうと問い詰め、鋏を没収する。
珍念は壁を殴るし、タケハルは壁を削る。
これは、代償行為で、わたしへの報復だと思う�_。

・タケハルが『忍者ハットリ君』にハマ「忍法金縛り！」「忍法石投げ！」と遊んでいるが、
他人に迷惑をかけることもあったので、
「あんたは忍者じゃないッ！忍者の修行をつんでないッ！」と怒鳴り、
「どんな怒り方やねん。意味わからへんわ」と珍念に笑われる。

・小学校の入学説明会があるが、仕事があるので珍念に行かせる。

・ドッグトレーナーの専門学校のＨＰを見つける。
小説を書きあげたら、小説以外のことに打ち込んでみたいと考える�_。
入学説明会があるが、仕事があるので珍念に代理で行かせる。

・小説は書きあげたが、まだゲラが残っているので、
ベビーシッターに泊まってもらい、タケハルの世話を頼み、
珍念と二人で新潮社クラブで缶詰。

・ドッグトレーナーの専門学校に行く。
適性テストや犬との接し方を審査され、合格。
ブリーダーと会い、ドーベルマンのメスを一頭予約し、手付金を支払う。

・どれだけ叱ってもタケハルは壁と植物を傷つけることをやめないので、
ズボンとパンツをおろしてお尻を叩く。

・家の中を点検すると、壁の新しい傷を発見し、鉢植えの植物も傷つけられていた。
幼稚園から帰宅したタケハルと、静かに話しあうつもりで、
なぜこんなことをするのかと聞いているのだが、最終的には怒鳴りつけてしまう。
タケハルは泣きながら訴えているが、ここで折れたらナメられると思い、
タケハルが植物遊びで使っていたものをゴミ箱に投げ棄て、電車などが入っている籠も没収する。
その夜、「寒気がする。吐き気もする」と訴えるタケハル。
「馬鹿なことを言わないで食べなさい」と言うが、ときどき身震いして歯をカチカチ鳴らす。
熱を計ってみると３８度２分あったので、添い寝をしてやった。

・病み上がりだと思って安心していたのだが、またサボテンが無残に切断されているのを発見。

・幼稚園の友達が帰ったあと、また壁が削ってあるのを発見。
問い詰めると、「背中がかゆくなったからゴリゴリやったら削れた」と言うタケハル。
「そんな見え透いた嘘をつくなら、もう口きかないッ！さようならッ！」
と、力任せにドアを閉める。

・キャットショーを見に行くが、美しくトリミングされた猫たちよりも、
なりふりかまわずに猫に情熱を注いでいる中年女性たちの人間模様が面白かったらしい。
その女性たちは、みんな小太りでヒョウ柄ニット率が高いと。
名古屋の獣医師で、ラグドールのキャッテリーの女性と会う。
ラグドールを譲ってほしいとメールしたが、２頭の犬と６匹の猫を飼っていることがネックになったらしい。
しかも、去年飼い始めたばかり。
諦めきれずメールを送りまくり、やりとりしたメールは５０通。
最終的に、
「年をとるのが同じ時期にとなると、同じ時期に病気になったりする可能性も高い。
１０年後のことを考えて、それでもすべての動物の一生に責任を持つ、大切に飼うと約束していただけるならば」
と条件で譲ってもらうことになる。

・病み上がりだと思って安心していたのだが、またサボテンが無残に切断されているのを発見。

・幼稚園の友達が帰ったあと、また壁が削ってあるのを発見。
問い詰めると、「背中がかゆくなったからゴリゴリやったら削れた」と言うタケハル。
「そんな見え透いた嘘をつくなら、もう口きかないッ！さようならッ！」
と、力任せにドアを閉める。

・キャットショーを見に行くが、美しくトリミングされた猫たちよりも、
なりふりかまわずに猫に情熱を注いでいる中年女性たちの人間模様が面白かったらしい。
その女性たちは、みんな小太りでヒョウ柄ニット率が高いと。
名古屋の獣医師で、ラグドールのキャッテリーの女性と会う。
ラグドールを譲ってほしいとメールしたが、２頭の犬と６匹の猫を飼っていることがネックになったらしい。
しかも、去年飼い始めたばかり。
諦めきれずメールを送りまくり、やりとりしたメールは５０通。
最終的に、
「年をとるのが同じ時期にとなると、同じ時期に病気になったりする可能性も高い。
１０年後のことを考えて、それでもすべての動物の一生に責任を持つ、大切に飼うと約束していただけるならば」
と条件で譲ってもらうことになる。

あ、二重投稿しちゃった。
ごめんなさい。

・帰り道、珍念の携帯に、ベビーシッターからのメールが届く。
タケハルの言い分。
�@どうしても、壁を削ってみたくなる衝動をおさえられない。
�A猫たちの世話は大変だろうけど、僕のことももう少し世話して欲しい。
　でも、猫と犬は大好きだから、ママには言えない。
�Bこの頃、ひとりで寝ることが多くなったから、できれば一緒に寝てほしい。
僕はどうすれば良いのかと聞かれたので、とにかく信用回復に努めるしかないと話したらしい。

�_の言い分。
�@壁と植物を傷つけるのは、構ってほしいというサインだということはわかっていた。
�Aでも、わたしは道楽で動物を集めてるわけじゃない。
　やむにやまれぬ衝動で、動物にのめり込んでいるんだ。

東氏の言葉を思い出す。
「作家が小説にならないことをやってどうするの？あなたは決して小説にならないようなことはしない」
わたしがたった一人の息子を犠牲にして、６匹の捨て猫を保護し、警察犬種のドーベルマンを飼い、
ラグドールのオーナーになり、ドッグトレーナーの専門学校に通うのは、新しい小説を書くためなのだろうか・・・
と、考える�_。


・ドッグトレーナーの専門学校に行き、自己紹介で「ヤナギ」と名乗る。
授業が終了した後、女性に「ヤナギさんって、ユウミリさんじゃありませんか？」と訊かれるが、
違うとごまかし、「でも似てますよ」と言われ、さらにごまかして逃げる。

・幼稚園のおひなまつり会で、タケハルが劇で主役を演じる。
珍念、�_母、ベビーシッターと一緒に観に行く。
楽しそうに演じているのを見て、
「そっちの道に進みたいなんて言われたらどうするの？今のうちに矯正しなさいよ。堅い道に進むように」
と、�_母に真剣に言われる。

・タケハル、学校で「デブ」とからかわれる。

・落ち着きがなく、授業中に立ち歩く、膝の上に粘土を出して鉛筆でつつく、教科書を糊付けするなど、
参観に来た�_母が「バカッ！」と頭をはたいて帰ってしまうほどだった。
その後、�_母から電話がかかってきて、
「あの子は注意欠陥・多動性障害だ。専門家に相談した方がいいかもしれない」と泣かれてしまう。

・お道具箱を担任に没収されていて、使うときだけ先生から渡してもらう状態。

>>200さん乙！！
読めば読むほどｳﾍｧだな。
本当にコレは「丈陽受難全記録」ｏｒｚ
実母にとっくの昔に注意欠陥・多動性障害だとズバリ言われてるんじゃないか･･･
そうじゃなくても確実にストレス障害。
そっちと戦うための療育日記にしたらきっと今とは違う受け入れられ方だっただろうに。
ブログで「糞野郎ッ」と罵倒する、嘘をついたことを執拗に問い詰めるなんてやってても
この子の心は安定しないのに。

チンネンの苦悩にはあえてノータッチでｗ
こっちも虐待されてストレス障害出てるけど、成人なんだし自業自得だもんな。

素朴な疑問だけど、なんでｍｍは自分の正体を隠すんだろう？
嫉妬されるから？ｗ

�_はうな重が好きなのかな。
なんだかんだいっても残念さんとはお似合いな気がするｗ

>>447
高級な食べ物＝うな重

という意識なんじゃないのかな？
食事豪勢なんだぜアピール的なｗ

>>200さん乙です

スタジオパーク見たけど、始終ﾆﾗﾆﾗ薄ら笑い浮かべてる様が気味悪かった
前に２ちゃんのどっかのスレで見かけたけど、源氏物語の末摘む花（だっけ？）に似てると思った

・先生の話を全く聞いてないので、当然勉強はできない。
タケハルが動き回ることによって、周りの席のこの集中力が阻害されるのが問題。
学校生活を営む上での最低限のルールは守れるように指導するのが親の責任だと思うから、
根気強く言って聞かせ、時には体罰も与えているのだが、
タケハルはおとなしく座っていることが難しいらしい。
その反面、好きなことに関しては恐るべき集中力を発揮する。
それはそれで、『ＡＤＨＤ』の特徴の一つなんだけど・・。

タケハルが好きなこと。
�@植物　　�A化石　　�B宇宙　　�C地図　　�D戦争遺跡（日本軍）

・珍念、車の免許を取る。
�_母の会社のパジェロを借りる。

・東氏の命日に、『月へのぼったケンタロウくん』が発売される。
東氏の墓前に絵本を備え、タケハルはベビーシッターに習っているフルートを演奏する。
ベビーシッターの本業は、フルート奏者らしい。
前回あったフルートの発表会では、長崎行きの荷づくりに手間取り、タケハルの出番に間に合わなかった。