【パソコンで毎月】酋長ヲチスレ7【10万以上稼ぐ】
唇を靴に当てて男を見上げる。男は嬉しそうに姉妹の頭を撫でると今度は左足をだす。
綾香は男を睨み付け、芹香は羞恥に振るえた。それでも、男の笑顔を見るとそのままの表情で目をつぶって同時に床に伏せた。
悪魔「いい子だ」
そういって男は部屋から消え姉妹は部屋に取り残された。
出入り口はない。薄暗い闇の中。姉妹の運命もまた闇に沈んでいくことだろう。
続
解説
「閉じゆく雪野 第三話」に書かれていたとうり
・東鳩の来栖川シスターズ誘拐レイプシリーズでした。(なんだシリーズって)
100%エロと公示していながら話をまた凝ってしまった。仕方ないんだよ。ついつい
後半は乳首にピアス入れてみたり、浣腸の我慢比べとか、いろいろ予定しています。
誘拐犯にレイプだと寂しかったので悪魔にして見ました。いい意味で予想を裏切れたと思います。
反響があれば後編の後
調教 来栖川シスターズ」「緊縛 来栖川シスターズ」「墜落 来栖川シスターズ」等
ネタだけはあります。
たのむから感想下さい。
あと 井川 正寿(いがわ まさとし)と読みます。聞かれたもので・・・・
同姓同名の人はいないよな・・・・
監禁 来栖川シスターズ 後編
井川 正寿/文
頭髪の殆どを白く染めた男が警察署から出てきた。顔には皺が深く刻んであり男の年齢はすでに高齢者の域に達しているのが解る。しかし、がっしりとした肉体を黒のタキシードに包む姿は年齢を感じさせない、
鋭い眼光で前方を直視している。いき場の無い怒りで全身を振るわせ振りあがって空をキツク見上げた。
セバス「おじょーーーーさーまっ」
男の咆哮は辺りの窓ガラスをビリビリと振動させる。それから、息を大きく吐いて力強く夜の町へと歩き出す。
浩之「じじい、先輩はどこに・・・」
制服姿の少年、いや、青年と見てもいいぐらいの少年が白髪の大男に近づいてきた。
セバス「小僧、邪魔だと申したはずだ」
少年は老人の前に立ち塞がって目をまっすぐ見つめる。
セバス「いつのまにそんな顔に・・・」
少年は老人の知っているいつもの少年ではなかった。少年は愛する女性のために戦う一人前の男の顔を見せているのだ。
浩之「じじい・・・・。頼む」
セバス「私はセバスチャンだ! ついてこい」
老人と少年は夜の町に消えて行く・・・・・芹香と綾香を探すために!
軽く揺さぶられて綾香が目を覚ますと、片手で胸を隠した芹香が自分の肩をゆすっているのが解った。意識が徐々に回復するにつれ昨日の出来事が思いだしてくる。
綾香「姉さん!」
慌てて起き上がって、周囲を確認しても相変わらず昨日と同じ部屋の中で二人とも裸のままだった。
昨夜、窓も時計もないから感覚でしかないがおそらく今は朝だと綾香は思った。あの後、二人で壁や床をくまなく調べたが繋ぎ目すら見つからず疲れて眠ってしまったのだ。
綾香「夢じゃないのね。どうしようか姉さん」
綾香の声には余裕が感じられた。空腹感はあるが、昨日と違って全身の筋肉に力が入った。奇妙な痺れは少ししかない。今なら力づくで男を叩きのめせる。
芹香「・・・」
心配そうに見る姉に笑顔を見せて綾香は立ちあがって空に拳を突き出す。同時に鋭い音がして、芹香の長い髪が流れる。
綾香「まあまあか」
男の体格や動きを見れば格闘技には素人に違いない。これなら勝てそうだと綾香は踏んだ。
悪魔「おはよう二人とも昨晩は良く眠れたかい」
忽然と男は室内に出現した。綾香はもうおどろいたりしなかった。
綾香「なにか着る物はない? いつまでもこんな格好じゃ恥かしい」
綾香はかがんで両手で胸を隠し、芹香は座ったまま男に背を向いて俯いた。二人とも顔が赤い、見知らぬ男に肌を露出しているのが恥かしいのだ。昨日は痺れて満足に動けなかったが今日は自由に動ける分だけ余計に恥かしい。
悪魔「その前に風呂に入ってくるといい。着替えも用意しよう」
綾香は男の見え透いた言葉に怪訝な表情を見せる。
悪魔「?」
男は困った表情を見せた。何でそんな顔を・・・・
悪魔「えーっと、そうか、信用がないな我は、もちろん君達二人でいって来たまえ」
男は笑顔で応じて一歩横に反れると、新しい通路があった。
綾香「・・・・・ありがと。姉さん行こう」
綾香は芹香の手を引いて、小走りで通路の方に移動する。背中越しに男の声が、
悪魔「また日を改めて」
綾香「ばーか」
振り返らずに返事をして姉妹は通路の奥へと消えていった。
男はその場で嬉しさを堪えるように笑った。綾香のしぐさがたまらなく愛しく感じたのだ。
通路の途中、分かれ道はまったく無かった。壁も床も部屋と同じ材質でできているようで繋ぎ目一つ無い。奥は脱衣所になっていたが脱ぐ服も無かったので、そのまま浴室に入った。
綾香「へぇー」
自宅のプールのような風呂とは違い、四人も入ればいっぱい、いっぱいの広さではあるが装飾の豪華さは負けてはいなかった。
綾香「シャワー浴びちゃうから、先に湯船に入ってて」
芹香は首を振った。
芹香「・・・・洗いっこ・・」
恐怖が首まできているのだ。気丈な綾香と違って芹香はおっとり屋さんな方だ。安心できる人の傍に少しでもいたくて、子供の頃の二人で入ったお風呂遊びを口にしたのだ。
綾香はしょうがないのポーズをとってケースからスポンジを取ってからたっぷりボディソープをつけた。
綾香「洗ってあげる」
綾香は芹香の背中を丁寧に磨き始めた。そして、二人は子供の頃の思い出話を始めた。
そんな時、綾香は聞きづらそうに、しかし、はっきり男の素性を尋ねた。
芹香は、か細い声でゆっくりとしゃべる。浩之に恋をしておまじないをしたこと。男が魔方陣から現れて魔法召喚が成功したこと。男に恋が上手くいくように願って自分の大事なものを捧げたこと。それが綾香だとは知らなかったこと。そして、浩之と結ばれたこと・・・
時間をかけ総てを話し終えた時には綾香の手は止まっていた。
綾香「姉さん、おめでとう」
綾香は芹香に背中から抱きしめた。二つの塊が背中に挟まれてゆれる。
綾香「うらやましいな・・・・」
芹香「・・ごめんね・・」
綾香「いいの、必ず浩之の所に帰ろう。怒ってないよ。姉さん・・・・」
胸越しにあたる心臓の鼓動を確かに感じあった。温もりが全身を包んで恐怖が溶けていく。絡み付く綾香の手を芹香はしっかり握るのだった。
二人は立ち上がって、両側にあるノズルを捻ってシャワーを浴びた。互いに自分の泣き顔を見せたくなかったからお湯で流しさってしまいたかったのだ。
綾香「イッ」
お湯が背中からお尻に流れると昨日の一本鞭の傷跡に染みた。鮮やかな赤い線が相手のお尻に見えた。当然、自分にもあるだろうとさすった。
安心したらジンジンと痛み出した。所々、紫に変色している。
綾香「お湯を浴びて血行が良くなったから痛くなってきちゃった。大丈夫、姉さん」
ふるふると首を振って、お尻に湯が当たらない様に浴びていた。
二人は結局、簡単に体と髪をを洗って浴室を出た。
籠にかなり大きめなバスタオルが一枚だけしか無かったので、仲良く端っこを使って二人同時に体を拭いた。ざっと見ても着替えが見つからず、とりあえず芹香にバスタオルを渡して、綾香は幾つか在ったロッカーを乱暴に開けた。
来栖川のメイドロボが着るような服が二着とパッキングされた下着が見つかった。
綾香「・・・マニアックな趣味ねー」
綾香は手早く封を切って下着を取り出して身につけると、芹香の分も取り出してを姉に渡す、それからメイド服を見てしばらく考える。なんとなく抵抗を覚えるのだ。
芹香はその間に下着と特に気にもせずメイド服を着こみ始めた。
綾香「しょうがない・・・」
がっくり肩を落して、しぶしぶ着替えをはじめた。