【蛙コートで】あすま理彩*汚パンツ6日目【握手会】
後書き、うpします。
3ページ半あって少々長く、また適当に改行はさせてもらってます。
カバー裏
春になり、植物の植え替えに適した季節になりました。
幸せの花が、皆様にもいっぱい咲きますように。
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後書き1
皆様こんにちは、また「夜/の/花嫁」シリーズでお会いできてとても嬉しく思っています。
シリーズではありますが、各々独立した作りになっておりますので、こちらだけで楽しめますのでご安心ください。
ちなみに、今回の主人公の二人は、前作「執事/は/夜/の/花嫁」に登場しております。
二人がこの作品の後、どう過ごしているか気になる方は、ぜひそちらも手にとっていただけますと嬉しいです。
とはいえ、前作を書き上げた時点では、この二人が主人公になるとは、まったく考えておりませんでした。
ですが、いつの間にか二人が主人公になることになり、私も驚いております。
ここからは制作秘話になります。少々ネタばれにもなりますので、ご注意を……。
前作の時点で、アレイストが伯爵でしたので、クリストファーは男爵くらいにしようかな、と思っておりました。
ですが、ヴァンパイアは基本的に伯爵かと思い、後から男爵と記述した部分を抜いておいたのですが、今回主人公になるにあたり、よかったと思っております。
やはり、ヴァンパイアは伯爵がしっくりきます。
639 :
後書き2:2007/04/30(月) 02:26:06 ID:16Nj/2ky
さて、この二人、伯爵と執事、と役職が決まっている上に、前回と反対で執事が攻めです。
つまり主人が受けで従僕が攻め、という私が好きなパターン(笑)。
これは私の傾向ですが、思い切りドラマティックに、裏切りと下克上を果たさなければならないと腕が鳴ります。
下克上は主人が傲慢なほどに効力を発揮しますが、それだけでは嫌な奴ですので、彼にも弱味を持たせました。
それに、つらいことがあるほどに、その後に待つ幸せは、大きなものになると思います。
私はよく、人を描くときに、会社に存在する人物などを、参考にしたりいたします。
もし職場の人間関係で悩んでいる人がいましたら、つらさの後にはきっと、大きな幸せがあると、思っていただきたいと思います。
ちなみに今回の舞台は、十九世紀半ば頃をモデルに致しました。当時の日常生活を描く資料を読み耽ったのですが、とても興味深かったです。多少脚色を加えてはおりますけれども。
執事がいて、主人がいて、厳然とした身分差が横たわる時代、それもあり、執事ものを描くにあたり、あえてその時代に挑戦してみました。
せっかくのヴァンパイアですし、悠久の時を越えて生き続ける、といった意味もありました。
640 :
後書き3:2007/04/30(月) 02:43:08 ID:16Nj/2ky
現代では残念ながらそれほど多くの執事は存在しないようです。
海外の執事ものの資料などを揃えるのは大変でしたが、これからも一作一作大切に、作り上げていきたいと思っております。
大切に、といえば、今後は今以上に時間を掛けて作品にじっくりと取り組みたいと考えております。その分きっと、今以上にいい作品を、お届けできるのではないかと信じております。
また今回のテーマフラワー、ウェディングブーケに持つ花の意味に、気付かれましたでしょうか。実は…デンファレは我がままな美人で、ブルースターは信じ合う心、だそうです。
他にも意味はあるかもしれませんが、ぴったりと思い、二人に持たせました。七色のオウムも、漆黒のクリストファーの美しさを、引き立てるかと思い登場させましたが、彼も人形(ひとがた)になれるようです。
ですがもしなったとしたら、実は嫉妬深いヴァンに、再び鳥かごに、無理やり閉じ込められてしまいそうですね(笑)。彼にもいい思いを、させてあげたい気もします。
まだ今作品で初めて、サイン会といったものをさせていただきます。とても光栄に思うと同時に、ひたすら恐縮しております。
担当者様、出版社の皆様、いつも本当にありがとうございます。
641 :
後書き4:2007/04/30(月) 02:57:30 ID:16Nj/2ky
当作品を素晴らしいイラストで彩ってくださいました、〇〇〇〇〇〇先生、ありがとうございました。いつも本当に素晴らしく、ひたすら感激と感謝の気持ちでいっぱいです。そして何より、応援してくださる読者の皆様に、心からの感謝を。
これからも皆様を大切にしていきたい、そして、いい作品をお届けしたい、そのための努力を、精一杯していくつもりです。
ぜひ感想など、お聞かせ下さい。一歩一歩、亀の歩みであっても、成長していけたらと思っております。
なお、界応社さまでは、次は雑誌G〇SHにて、私にとって初の試みになります短編読み切り掲載の「奥/様/は/魔/女/!?」でお会いできると思います。
こちらは、デビュー前から書きたかった作品で、やっと形にできましたこと、とても嬉しく思っています。
そちらでぜひ、皆様にお会いできますように。
本当に、私を支えてくださる皆様に、感謝の気持ちで一杯です。
愛と感謝をこめて。
署名