あとがきを一言一句間違わないように打ち込んでいくと、自分の文章力が低下していく気がします…。
「檻/の/中/で/愛/が/降/る/―/命/が/け/の/恋」いきます。
カバー折り返し
念願の大正浪漫をシリーズにしていただけました。
張り切ってしまいましたら、エッチシーンがものすごいことに…(汗)。
着物の着付けの免状も持っておりますので、私自身も楽しんで描かせていただきました。
皆様にもどうか楽しんでいただけますように。
以下あとがきです。
2007/03/17
「ローマの休日」の見本誌に、惚れ惚れと見入っております。今の私が一番好きな人は、
一雪さんかもしれません。ぜひ彼を好きになっていただけたらと、心から願ってやみません。
ちなみに昨日のダイアリーで書きました普段の生活ですが、基本的に殆ど自炊です。
夜12時まで開いているスーパーがあるので、そこに寄ったりします。会社には自分で
お弁当を作って持っていっています。朝作る時間がないときは、パックご飯と納豆、
豆腐を持参で手を抜きます(笑)。お弁当の内容は、夜のうちに食パンに具を挟んだ
簡単なサンドイッチを作っておいて、ラップでくるんでそれを持っていくことが多いです。
今はイチゴが旬なので、といっても398円のイチゴと350円のイチゴがあると、
後者に手が伸びるのですが、それでものすごく幸せになれるので、執筆が大変なときも
それでいいかな、と思ったりします。
でも、自分のものは質素であっても、人のためにはいろんな気持ちも何もかも、
惜しむことはしません。これからも読者の皆様には、うんと尽くしていきたいと
思っています。
改行は適宜いれました。
バリキャリ設定、まだ生きてるんだーw
皆様こんにちは、あすま罹災です。このたびは「檻/の/中/で/愛/が/降/る」を手にお取りくださいまして、
ありがとうございます。
当作品のテーマは副題にもあるとおり、「命がけの恋」です。
その意味は…内容を読んでいただければお分かりになるかと思います。
私の好きな時代である大正浪漫、よりドラマティックに命がけの恋を描きたくてこの時代を選びました。
雪下侯爵家の御曹司として生まれた受けの梓と、下男である攻めの中原、彼らに横たわるのはこの時代ならではの
純然たる身分の差です。
私にしてはかなりエッチが過激かもしれません。それは攻めの中原が選んだ職業にもよります。ええ、彼は
ヤクザの若頭さんですから…。
座敷牢、緋襦袢、吉原のお座敷、と豪奢に淫靡にお送りいたします。
侯爵家の御曹司でありながら、会社の抱えた負債のために、元下男であるヤクザの攻めに囲われ者に貶められた
受けの運命は…!? というわけで、自分でも驚くくらいエッチシーンが濃厚になってしまいました。
ですが、私の書くものですので、所詮甘々なのかな、とは思います(本当ですか?)(笑)
今回出てまいりました受けの雪下梓、一応、当作品は大正浪漫シリーズということで、前作
「純/粋/な/恋/が/降/る」の主人公舞雪と、名前に韻を踏ませてみました。
その他にも、いろいろと仕掛けがあるのですが…。
とはいえ、今作は独立した作りになっておりますので、ご安心ください。
前回は軽井沢から出てきた受けを、奴隷にする伯爵の攻めでしたが、今回は逆に、軽井沢から出てきた攻めが、
侯爵家の御曹司である受けを調教する、という趣向になっております。
純粋な恋、でした前作との違いにも、驚かれたかもしれません。ですが、今作も純粋な想いはより熱く、一層
激しいと、私は思っています。
もちろん、私は中原さんが、愛しくてたまりません。攻めのほうに今回は愛情を込めて書いてしまったかも。
彼のある台詞を書いていた時、私は涙が出てきてしまいました。
思い入れの深い作品になっていると思います。
いつもどのキャラクターにも、たっぷりの愛情を込めています。
少しでも気に入ってくださると嬉しいのですが。
今作の大正浪漫をご担当くださった○○○○○先生、大人っぽい雰囲気の彼らを、すばらしく描いてください
まして、本当にありがとうございます。
この時代ならではの淫靡さが、とても画面に表現されていて、うっとりしています。
そして担当様、いつもありがとうございます。担当様がいらっしゃるから、私は頑張ることが出来ますし、
担当様にご恩返しがしたいから、その気持ちが作品を生み出す原動力になっているのです。
出版社の皆様にも心からお礼を。そして何より、応援してくださる読者の皆様、皆様がいるからこそ、私は
作品をこうして世に送り出すことができるのです。
私にとっては皆様こそが、命がけの恋の相手かもしれません。
恐縮ですが簡単な宣伝をさせていただきますと、命がけの恋の相手…そんな人に巡り合えた別のカップル、
プリンス・シリーズも、当作品刊行後、間もなくドラマCDになります。
感謝の気持ちが伝わりますように。
愛をこめて。 署名