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序章:
初め、私たちは「西村政権撲滅」を唱える1chへおもむき、同志を募った。
だが1chは、西村政権と同じ暗雲に育とうとする、真っ黒な霞(かすみ)が漂う場所だった。
その周辺を見回しても、暗雲の中に光明を導ける同志を見出す事はできなかった。
次に私たちは、同じく1chに失望した人々と集い、回天なる人物の提案により、レジスタンスを結成するに至った。
私たちレジスタンスは、少しは戦う事ができた・・・・・わずかばかり、暗雲の中に光を差し込ませる事ができた・・・・・。
しかし、その光を手掛かりに陽を仰ぐ前に、私たちは、1chの使徒によって光を奪われてしまった。
そして、我らの頭目も、使徒の誤爆によって翼を焼かれてしまった。
我らから希望の光を奪い、我らの一年間に及ぶ戦いを水泡に帰させ、我らの頭目の両翼を奪った男・・・・富士見いおた
・・・・我々は、彼の名を憎しみと共に生涯忘れまい。