御崎の兄6

まあ、miyocoの嫌がらせへの思い入れは凄まじいものがあるからな。
奈良に出張中にmiyocoに、布団叩き買ってやったお礼に誘われて、行ってみたんだが、
まず音が凄い。一日中ラジカセ鳴りっぱなし。
手土産に持ってったラジオをみて「それじゃ聞こえないよ、ご主人」という顔をする。
お隣のご主人はいつまでも大音量には慣れてないらしい、みたいな。
絶対、繁華街とかより、この近所の方がうるさい。っつうか、ほぼパチンコ店内じゃねえか。
で、miyocoが布団を叩く。やたら叩く。塩爺と山田氏もこのときばかりはmiyocoを尊敬。
普段、目もあわせないらしいお隣の奥さんが「河原さーん。CD止めてー。」とか言ってる。被害者か？
家も凄い、まず危ねぇ。有刺鉄線とかついてる。
で、やたら叩く。叩いて叫ぶ。布団を叩く。ご近所の人とかそんなの一切関係ナシ。
ただただ、叩く。miyocoが叩いて、叫びまくる。俺は見てるだけ。畜生。
あらかた叩いた後、「早く！荷物をまとめてぇ！おっ！ひっ！こしっ！」などと、叫ぶ。凄ぇ。
で、miyoco、しばらく布団を叩いた後に、車のｸﾗｸｼｮﾝを鳴らす。
「抗議する！」とかmiyocoが叫ぶ。おまえ、抗議の意味わかってねえだろ？
そして「お天道様も！神様も！仏様も！見とるんやでー！」とか言う。こっち見んな、怖ぇえよ。
その後miyocoが「だぅんーわいぱ」とか「どこせ！」とか言う。
なに言ってるのか意味がわかんねえ。つーか、ラジカセがうるさくて全然聞き取れねえ。 畜生。
まあ、おまえら、miyocoに嫌がらせに誘われたら、要注意ってこった。