【夢はOL】ハッ!耳糞ぶり巻き14バキューム【5Lだけどな】

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306ホモ2-3
 「…マジでか」
 「マジや。ほんまは結婚したいんやんか。そやけど出来へんから、せめて一緒に住みたい
言うてんねん。一方的で悪い。せやけど今まで通りの生活なんか絶対出来へん。ほんまに
お前に惚れてしもうたんや。…お前がどうしても嫌ならええ…」
 藤本はそう言いながら心の中で自問自答していた。
 …何でこんなに胸が張り裂けそうなんやろ…何で男に、しかも相方の原西にこんな気持ちを
持ってしもたんやろ…胸が痛くて涙が出てきそうや。こんなん初めてや。行って欲しない。
ほんまに愛するってこんな気持ちなんやろか。辛いな…
 「おとち…」
 藤本は何時の間にか涙をぽろぽろと零していた。
 「…解った、一緒に住もう、な?せやから泣かんといて、な、顔上げて」
 原西は藤本の肩を叩いた。
 …同情なんか要らへん…
 藤本は原西に再び抱き付き、原西のシャツの中に手を入れて背中を下からなぞった。
 「…ええなあ、お前の肌…」
 原西は心臓がドキドキするのを感じた。
 藤本は更に円を描くように原西のわき腹をなぞった。
 「…ああ、気持ちええなあ、キスしたいわ…」
 原西は意識がぼーっとなって行く中で思った。
 …こいつマジや…何でこんなんなってしもたんや…あかん、俺もうダメや…どうなって
しまうんやろ…怖い、怖いっちゅうねん… …!
 原西は何時の間にか身体を横たえられ、胸元まで脱がされ、藤本の甘いキスを胸元に
浴びていた。
 「可愛いな…ドキドキしてんやん。気持ちええか?声出してもええねんで」
 そう言った藤本の顔は原西には全く見せた事のない、妖しい微笑みに満ちていた。
 …もうこうなったら、どうでもええわ…
 原西は観念した。
 「ベッド行きたいか」
 「…ああ…」(続く)

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