死せる1ch.tv夢見るままに待ちいたり Part115

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323流しSS書き(1/4)
いおって・まりん 第三話『バレンタインの死闘!』
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私、富士見まりん十才。
自分で言うのもなんだけど、どこにでもいる普通の○学生ネットヲチャー
・・・のはずだったんだけど。
なんの因果か1chから逃げ出した108匹のデンパを集めなきゃいけないことになっちゃって・・・
うう、コスチュームは恥ずかしいけど、でも私の町の平和を守るためだもん。
富士見いたおさんから貰った不思議なスティック片手に、今日もデンパと戦います!
さぁ行くよ、さみょー!

「らんらんらーん」
『いきなり上機嫌やん。どないしたん?』
「さみょー、聞いてくれるの?」
『おうおう聞くっつーか、聞かぬわけにはいかんっつーか』
「そうそう?へへーん、じ・つ・わ!チョコ渡しちゃったのでーす!良識君に!」
『良識つーとあれか、同じクラスの』
「そうでーす、ああ、彼、私のキモチに気付いてくれるかしら・・・」
『はいはい、勝手にやっててな。ま、デンパ集めの方もおろそかにせんでおいてくれやー』
「わかってますよーだ」

どーん!!!!

「きゃー!、なに?なに?」
「まりんちゃん!」
「お、お母さん、どうしたの?」
「お庭に、お庭にダンプカーが・・・」
「ええええ!!!」
324流しSS書き(2/4):02/02/15 00:28 ID:DN4zRFtp
『いまいましい1chめが無くなってくれたおかげで、これで思う存分ヲチャーの家に特攻がかけられるわ!
まずは手始めにこの家からだぁ!』

「あれは!」
『間違いない1chデンパ『ゲーン』やな』
「でも、なんでウチを?」
『MARINを騙って罵声を書き込んだヤシがおったろ。あれはそれを真に受けてるんやな』
「えー!いい迷惑だよぅ。人違いですって話したら帰ってくれるよね?」
『甘いわい、まりん。猫に小判、豚に真珠、デンパに話し合い。聞き入れられるわけ無いやろが。
だってヤシはデンパなんやで」
「ふぃーん、やるしかないの?」
『そやそや。変身や、まりん。封電少女いおって・まりんに!』
「と、その前に」

「お母さん!私、警察と警視庁ハイテク犯罪対策総合センターに行ってくる!」
「だめよまりん!お外は危険よ」
「大丈夫!裏口を抜けていくから!ちょっと中で待っててね!」
「ちょ、ちょっと、まりんちゃーん!!!」

「ふぅ、ここなら誰も見てないね。さみょー、スティックをお願い!」
『えいよー』
「行くよ!」
(でんぱゆんゆん・らぶるんるん・こまりんこーで、めはらみか!
いおってまりんに、なーれ!)
「封電少女、いおってまりん!○のかわりにあなたに『やさしさ』届けます!!」