■脳死レンジャー@ゴーゴーゴーゴー!■

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563特派員
コラム 「騙り煽り職人の情熱」
メルトダウンした脳のまま、混沌の中に生きる脳死戦士たちの行動を予測するのは難しい。
なぜなら、予測しえないからこそのエラーでありイレギュラーなのだから。
そういった意味から、脳死たちが言うように、本当に騙り煽り職人がテキスレに存在するのかは
今まで判然としなかったのである。
昨日テキスレでアバレていた鯛も、サイトで鯛本人が言っているように見事な出来栄えだ。
「俺は2ちゃんで「鯛」を名乗ることはありません!」「自分のサイトで発言します!」
とは言うものの、舌の根も渇かぬうちに鯛がここやテキスレに降臨しても不思議だとは思わない。
しかし、中島けんたろうの正体が明らかになりつつある今、テキスレ15にてカツオを名乗っていた
人物が中島くんと別人であることは、ほぼ間違いないであろう。
そして、そうとうハイレベルな職人であることも間違いない。キャラクターの作り込みが半端なくリアルなのだ。
たとえば、にせカツオが俺の眼にはどう映ったかと言うと、「特集「磯野くん」」に述べた通りである。
「「法治国家」と「法の支配の国家」の相違点」という、場が場ならじつに興味深い議題も
場違いなテーマであるがゆえにバカにしか見えないという。
いかにも脳死らしい論理エラーを文章の随所に潜ませ、ヲッチャーたちを釣り上げる。
おそらく、この騙り煽り職人は、法律はおろか、思想・哲学や政治といった権力統治装置にも
よく通じていることだろう。
かく言う俺も釣り上げられたひとりになるのだが、腹は立たない。
それどころか、むしろ飽くなき職人魂に頭が下がる思いである。
ただ、心配することもひとつある。
騙りで得られるカタルシスが薄まって、本人にも制御不能なほどまでに騙り行為が暴走しないか
ということだ。
テキスレのあの念入りな脳死キャラの作り込みを見るに、そう思わずにはいられない。