(´-`).。oO(なんでだろう? 1ch.tv part95)
ある所に巨大なマンションがありました。
そのマンションはあまりに巨大だったので、住民同士のいさかいも絶えず、
また維持費も巨額に上り、エレベーターがストップすることもしばしばありました。
そんなとき、向かいに一つのマンションができました。
それは小さいものでしたが、綺麗さ、設備の充実さを売りにしていました。
売り文句に引かれ、多くの人が見学に行きました。
巨大マンションを出て、そこに住む住民も出始めました。
その小さなマンションはそれほど期待されていたのです。
さて、移り住んだ住民の中には、住民による独自の自治会を作ろうとする者もいました。
そのマンションは新しかったために、多くの改善点もあったからです。
そこで、有志たちは要望書をまとめて大家に提出しました。
そのころ、大家とその家族たちは相談をしていました。
「まだここは知名度が低い。どうすればもっと入居者が集まるのか。」
「どこかのメジャー紙にでも広告を出してみては?」
そんな中、ある一人が言いました。
「隣のマンションから連れてくればいい。あそこには多くのならず者もいる。
それを訴えれば、有能な人はうちに来てくれるでしょう。」
大家たちはその提案に賛同しました。
それは下策でしたが、少なくとも彼らは名案だと思ったようでした。
まず大家たちは、巨大マンションに住むならず者たちによって
家を追い出された人々の証言を集め、公表しました。
「あのマンションの住人はこんな悪いことをしているぞ・・・」と。
また、こうも言いました。
「あんな巨大なマンションを運営できる金があるはずがない。
あそこの大家たちはなにか悪いことをしているに違いない!」
とにかく、何かにつけて文句を言うようになっていきました。
785 :
746:02/02/05 16:40 ID:1+ckz/uQ
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(´-`)且。oO(そんな高級そうなお茶貰って良いんだろうか…)
ゴルアァー!山田 はnもとい福士 雅人(all about japan)ォ!
これ以上1chの被害者を増やすようなこと書くなああああ!
先ずここを紹介して、
”電波のサファリパーク”
の歩き方楽しみ方を踏まえてから行くように誘導すべきだろう。
そんな折、住民たちの要望書が届けられました。
しかし、向かいのマンションの評判を落とすのに躍起になった大家たちにとって、
それは自分たちのマンションに欠陥があるということを示すものでした。
したがって、その要望書は破り捨てられてしまいました。
困ったのはそこにすむ住民たちです。
自分たちの出した要望書は無視され、大家たちは向かいのマンションの
悪口に夢中になっている状況を見て、失望するものもいました。
「私たちは綺麗で喧嘩のないマンションを期待していたのに・・・。」
しかし、彼らはあきらめませんでした。
なぜなら、以前大家たちはこう言っていたからです。
「まだ未完成のところもあるが、来年の4月には完成するから。」
そんなある日、大事件が起こりました。
入居時に出した書類が、何者かによって盗まれてしまったのです。
住民たちに向かって、大家たちはこう説明しました。
「向かいのマンションのならず者たちがやったのだ。」
その言葉に住民たちは納得せず、こう質問しました。
「ちゃんと金庫に鍵をかけていたのか?」
・・・・しかし、答えは返ってこず、代わりに罵声が浴びせられました。
「うるさい!文句があるなら住むな!」