上海総合株価指数 −2.13%
ハンセン指数 −2.08%(現時点)
中国株が揃って2%を超える下げを記録していますが、ウオールストリートジャーナル紙でもしきりに中国経済・金融問題を取り上げており、中国経済の悪化=一次産品価格の下落と結び付けている報道もありますが、ここで注目すべき内容は、『過剰購入』です。
中国は一次産品を実需より多く、投機目的で購入しており、これら『過剰在庫』が不良資産として処分されれば、一次産品価格は今より更に急落することもあり得ます。
中国の金融が次第に詰り始めており、ここで中国株が暴落するようなことになれば、中国株暴落>中国不動産暴落>中国企業・個人破産急増>社会不安>暴動頻発、となりかねません。
この暴落の連鎖は【上海総合株価指数】が2000ポイントを割り込んでから起こるはずであり、そうなればあと9%、180ポイントしかありません。
日々3%、5%と下落すれば2日もあれば、危険水域に到達することになります。
イタリア国債利回り8%突破も危険水域ですが、上海総合株価指数2000割れも同じくらい、危険水域だと言えます。
そしてユーロの100円割れも同様です。
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