米国は他国を助けない
イタリア国債が再度7.2%にまで利回りが上昇してきており、先般の金融緩和及びヨーロッパ首脳会議の結果を帳消しにしてきています。
今後、この利回り上昇(国債価格下落)を防ぐ政策手段は予定されておらず、このままの状態が続けば、利回りは早晩8%を超えて持続不可能な水準に到達し、イタリア国家破産という事態に陥ります。
何度も指摘しておりますが、国際金融筋では「暗黒のクリスマス」という言い方がされており、クリスマスまであと10日余りですが、この8%を超えて10%にまで利回りが到達するのかどうか。
世界の金融市場のメルトダウンがクリスマス前に起こらないことを防ぐことができるかどうか。
イタリア国債利回り8%突破となれば事態は一気に進みます。
そして、急落してきています金が暴落し、ユーロも暴落し、世界は金融恐慌前夜を迎えることになります。
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