>>370 林公一先生は、擬態うつ病と言ってるね。
新型うつ病=擬態うつ病という記載は見受けられないけど、
症状からして、新型うつ病は、擬態うつ病と言えるだろうね。
【1741】 自分勝手にみえるうつ病の夫
http://kokoro.squares.net/psyqa1741.html 「うつ病だ」「うつ病だ」と言いながら仕事は休んでいるのに、キャバクラ遊びはできるようで、毎週呑みに出歩いていました。
その後も、出会い系なのか何なのかわかりませんが、ほかの女性とのデート(?)はできるようで、
一度、仕事に行きたくないのに呑みに行ったりほかの女性と楽しいことはできるのか?と聞いたところ、
「やりたくないことはできなく、やりたいことができるのがうつ病だ」「うつ病には気晴らしが必要だ」と言われました。
林: これはうつ病ではありません。擬態うつ病です。うつ病を理由に特権的な扱いを周囲に要求する、一つの典型的な形です。
【1460】何かといえばうつ病をタテにとる社員は擬態うつ病でしょうか
http://kokoro.squares.net/psyqa1460.html 林: 自分がうつ病であることを前面に出し、
自分勝手な行動を正当化するのは、まず間違いなく擬態うつ病です。
本物のうつ病の人は、そういうことは決してしないといっても過言ではありません
けれども、たとえば自殺にしても、この人のように口に出すことによってむしろ周りを操作する道具のように使うのは、
うつ病の自殺念慮とは似ても似つかないものです。
自分の非を責めるどころか全く認めないのも、うつ病の特徴に反しています。
こういう人のために、本当のうつ病の人が多大な迷惑を被っています。厳しく対処すべきです。
林先生の本に擬態うつ病が出てきた経緯が書いてあったけど、
「うつ病は心の風邪。優しく接しよう。休息が必要」というメッセージが世間に広まった結果、
うつ病以外の人間にもそのメッセージが届き、その人達はそれを自然と利用して鬱病利得を得ているらしい。
>>371 香山リカは鬱病と認めた上で、他責的に変化してると言ってるな。
どちらにしろ、「今までの優しく接する、休養が必要、努力を求めない」といったやり方では、治らないと思ってるね。
新現実vol.3(2004年4月) 香山リカの対談より
うつ病の人から自責的って言うか、自分が悪い、申し訳ない、
みんなに迷惑かけている、って気持ちが急速になくなりつつある。
昔の精神医学の教科書にあるように、自責的・自罰的なことを口にしない。
だから治療者も「これは病気が悪いんですよ。あなたは悪くないんですよ」とかってマニュアル通りに言えない。
「会社のせいでこんなになっちゃったんです」っていうふうに、とにかく他責的。
「私は被害者だ」って。
とにかく圧倒的に人のせいにするっていう、あれは驚くべき変化だと思う。
しかも、いま「うつ病の人に『頑張れ』って言っちゃいけません」
「ゆっくり休んでね、と声をかけましょう」とかね、そういうマニュアルはすごく浸透しているから、
みんなで他人を責める人たちを更に慰めちゃったりして。他責感を強化してる。
あれは治療的にも逆効果じゃないかと思うね。