【年賀状】年末年始の郵便配達アルバイト 2

このエントリーをはてなブックマークに追加
88今年の祭りはすごい事になりそうだ。
集配計画主任だが…
採用事務は地域差もあるだろうけど…
年繁アルバイトの面接をして、俺が不採用としたじぃちゃんばーちゃん達が軒並み採用になってた。

支社が「早期雇用確保!!」とうるさくて、「おまえの所は何やってんだ!!」と連日総務課がいじめられるから、
課長達が「背に腹は代えられん」と採用に変更したらしい。

しかも一人や二人じゃない。40歳超で過半数を超えているのはともかく、70歳超が6人!!
あの文字を読むにも苦労し、指先も震えている人達に道順作業を任せるとは…
この年末は非常に恐ろしい…

無駄な確認や二度手間に賃超も費やさねばなるまい。
班からの苦情には、「俺は不採用としたんだけれどね…」と逃げをかますしかない。

学期末が近づき、早いところでは推薦入試も終わって12月に入ってからが
学生達も応募しやすいし、やる気のある子も多いんだが…
実際、ポストにポスターを貼ったままだし、既採用者にも声をかけていたから、
今なら連日のように学生から5〜6人から問い合わせがあるんだがな…
「すでに定員に達しました…」と断り続ける俺。
本音は雇いたいんだけれどねぇ。

支社の名無し君達は現場の事なんか全然判ってないから、
実際にどうしたらお客様や現場に対してベストか…なんて事は一切考えないし、
アルバイトの広告も駅置きの無料雑誌じゃなくて、
じぃちゃんばーちゃんしか読まない新聞折り込みにしか広告を出さないしさ。
「経費を抑えつつ積極的に募集活動をしました」ってパフォーマンスを披露したいだけなんだよな。
みっともない奴らだ。

まぁ、仕方ないけれどな。
根本的に日頃から現場はおろか、配達される側の身になって考える事なんて
これっぽっちも無いしな。支社の名無し君達はさ。