【〒330-9799】さいたま新都心 Part.10 祝【REINA】

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中国語には国境という言葉はない、中国語の中にそれに該当する言葉を探すとすれば『辺疆』である
810〒□□□-□□□□:2006/06/04(日) 19:09:49 ID:JWK1QgqC
『辺疆』は国境線ではなく、地域を示す言葉である。
811〒□□□-□□□□:2006/06/04(日) 19:11:15 ID:JWK1QgqC
どこからどこまでと線で明確に区画された地域ではなく、極めて曖昧な地域である
812〒□□□-□□□□:2006/06/04(日) 19:13:51 ID:JWK1QgqC
そして中国は、一九八六年から八七年にかけて「戦略的辺疆」という衝撃的な概念を提起する。
813〒□□□-□□□□:2006/06/04(日) 19:26:32 ID:JWK1QgqC
この「戦略的辺疆」とはどういうものかといえば
814〒□□□-□□□□:2006/06/04(日) 19:28:03 ID:JWK1QgqC
『辺疆』とはその時々の国家の軍事力、経済力、政治力、科学技術力等を総合した国力によって決定あるいは変動されることになる。
815〒□□□-□□□□:2006/06/04(日) 19:29:25 ID:JWK1QgqC
また国際法的に承認されない地理的境界から外に出て、戦略的辺疆を長期間有効に支配すれば、それはその国の領土、領海、領空となるということである。
816〒□□□-□□□□:2006/06/04(日) 19:30:23 ID:JWK1QgqC
そしてここにいう国家とは、総合的国力が増大し続けている中国のみを想定している
817〒□□□-□□□□:2006/06/04(日) 19:32:51 ID:JWK1QgqC
つまり、中国の軍事力等が増大して近隣を長期間支配すれば、そこが中国の領土・領海・領空になる──ということだ。
818〒□□□-□□□□:2006/06/04(日) 19:35:42 ID:JWK1QgqC
この「戦略的辺疆」論こそ、中国の侵逼を正当化する論理である。
819〒□□□-□□□□:2006/06/04(日) 19:39:38 ID:JWK1QgqC
近年の中国の急激な海洋進出も、東シナ海のガス田開発も、尖閣諸島の領有権主張も、すべてはこの得手勝手な「戦略的辺疆」論から発しているのである。
820〒□□□-□□□□:2006/06/04(日) 19:40:52 ID:JWK1QgqC
話を戻す。
821〒□□□-□□□□:2006/06/04(日) 19:42:20 ID:JWK1QgqC
中国の陸における侵略は新疆とチベットが象徴的である。
822〒□□□-□□□□:2006/06/04(日) 19:45:35 ID:JWK1QgqC
新疆もチベットも、もともとは中国領ではなく独立国であった。
毛沢東が両国の戦略的価値に気づき、建国当時から軍隊を送り続け、侵略し支配したものである。
823〒□□□-□□□□:2006/06/04(日) 19:50:41 ID:JWK1QgqC
そこには少数民族との間に話し合いや妥協の余地はなく、自己の支配下に呑み込むことで解決し、安定化を図る強い意思がある。
それはもちろん現代中国をつくった毛沢東だけの意図ではなく、現在の中国を支配している中国人の強い意思である
824〒□□□-□□□□:2006/06/04(日) 19:57:21 ID:JWK1QgqC
新疆は、中国の国土面積の実に六分の一を占める広大な地域であり、ユーラシア大陸の中心を占める地理的位置から、政治・軍事両面から重要地域として、世界の大国が覇を競ったところであるが、中国がここに目をつけたのは、豊富な地下資源のゆえである。
825〒□□□-□□□□:2006/06/04(日) 20:02:48 ID:JWK1QgqC
それは銅・ニッケル・錫・鉛・亜鉛・アルミニウム等の他、
金・銀・白金・パラジウム・ルテニウム・イリジウム等の稀少金属が埋葬されていた。
826〒□□□-□□□□:2006/06/04(日) 20:05:23 ID:JWK1QgqC
これに目をつけた毛沢東は、いち早く軍隊を送り、新疆を支配した。
今や新疆は中国の重要な基軸になりつつある。