千葉中央郵便局 Part4＋26地域郵便局

ア　ン　ケ　ー　ト　を　踏　ま　え　、局　側　と　交　渉

　認　定　結　果　に　納　得　し　て　い　な　い　人　が　８　割　以　上


新賃金制度に関するアンケートへのご協力ありがとうございました。
九十二名の方から回答を頂きました。
組合としてはこの結果を踏まえ、局側に別記のような要求（裏面）を出し、交渉していきます。
アンケートでは、半数以上の人がスキル認定に「不満」「不公平」と感じており、判定結果に納得してない人が
七十六人と八割以上もいます。
「スキル基準」についても、ほとんどの人が内容に問題があると感じています。
特に、「頑張ってもＡにはなれない」「基準が抽象的」「実際にやってない仕事が入っている」点に問題があると
いう意見がもっとも多くあります。
仕事に対するやる気を出してもらうという公社の言う目的からみても深刻な問題であり、「スキル基準」の抜本的
な改善が必要です。
私たちは、賃金がスキル基準によって決まる以上、その内容については交渉によって決めるべきだと考えています。
頑張れば誰でも「Ａ」になれる「スキル基準」を求めていきます。
賃金が引き下げられた結果のほとんどの人が生活が苦しくなったと答えています。
生活するためには十八〜二十万円は必要という回答が最も多く、長期安定雇用という面からも局側は真剣に
受け止めるべきです。
出勤日数の増加など出来る対策を求めていきます。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　２００４年９月　トライ　ゆうメイト版

ア　ン　ケ　ー　ト　集　約　結　果　１

★４月のスキルランク
Ａ　０人　Ｂ　２７人　Ｃ　６５人

★今回のスキル認定をどう思うか
�@判定に満足・・・・・・・・・・・・６人
�A判定には不満・・・・・・・・・・５２人
�B判定が不公平・・・・・・・・・・４５人
�C思っていたより高かった・・・・・・３人
�D思っていたより低かった・・・・・２７人
�Eその他・・・・・・・・・・・・・・６人

★認定されたスキルランクに納得しているか
○している　１３人　○していない　７６人

★納得していない理由
�@主に設定より上位ランクの仕事をしている　２１人
�A上位ランクの仕事をしている（できる）のに低く認定された　２６人
�B今の職場では上位ランクになれない　２５人
�C認定に差別がある（差別されている）　２５人

★担無は平均に指定されているか
○されている　８人　○されていない　４９人

ア　ン　ケ　ー　ト　集　約　結　果　２

★新賃金以降の生活はどうか
�@非常に苦しい　５１人
�Aやや苦しい　３３人
�B変わらない　５人

★生活にはどのくらいの賃金が必要か
○２５万以上　　５人
○２３万　　　　１人
○２０万　　　３６人
○１８万　　　１２人
○１７万　　　　３人
○１６万　　　　３人
○１５万　　　１３人
○１４万以下　１３人

★スキル基準は妥当と思うか
○思う　７人　○思わない　８３人

★思わない理由
�@ゆうメイトの仕事でないものがある・・・３１人
�A上位ランクより難しい仕事が下位ランクに入っている等、ランクと仕事が対応していない・・・１７人
�Bどんなに頑張っても「Ａ」になれない・・・４６人
�C基準が抽象的過ぎる・・・３２人
�D実際にやってない仕事が入っている・・・４７人
�E項目が多すぎる・・・６人
�F良く分からない項目がある・・・１８人
�G頑張っても出来ない仕事が入っている・・・８人

要　求　内　容

１．８割以上の人がスキル認定結果に納得していない。また、｢判定が不公平」と感じてる人も半数近くいる。
　　今後、公平で納得されるような評価を行なうためにどのようにするのか。
２．深夜勤ゆうメイトの場合、今回の賃金制度の変更によって賃金が大幅にダウンしたため半数以上の人が
　　「非常に苦しい」と回答している。生活していくために必要な賃金（月額）はアンケートでは以下のように
　　なっている。ゆうメイトを安定雇用していくためにも出勤日数を増やすことも含めて、対策をとること。
３．現在のスキル基準にはゆうメイト通常は行わない仕事が入っている等、どんなに頑張っても「Ａ」に
　　はなれないようになってる。努力すれば誰でも「Ａ」になれるようなスキル基準にすること。
４．「Ｃ」認定の人が常態的に「Ｂ」ランクの仕事をしている場合は、次回の認定では当然「Ｂ」になると
　　考えるがどうか。
５．たとえば、「Ｂ」になるには「Ｂ」の全ての項目をクリアーする事が必要なのか。それとも一定の割合を
　　クリアーしていれば良いのか。基準を示すこと。
６．上位ランクの仕事（担務）に就かないために上位ランクへのチャンスがない実態がある。担務は平均
　　してつけること。
７．各ランクの項目でゆうメイト（自分）の仕事とはなっていない項目の評価はどうなるのか。自己申告で
　　は記入不要と言われたケースもあるが、その場合の扱いはどうなっているのか。
８．現在のスキル項目にはゆうメイトの仕事とはされていないものや内容が抽象的など、実態にそぐわない
　　ものがある。抜本的な見直しが必要と考えているが、当面、以下の点について見直すこと。

　　＜全体に関して＞
　　１）「Ａランク」に「他の非常勤職員に対して、作業指示ができる」とあるが、権限の問題であり、スキル
　　基準にはふさわしくないのでカットすること。

　　＜通常事務＞
　　１）次の項目については、ゆうメイトの仕事とはなってないので削除すること。
　　　＜Ｃランク＞
　　　　○引受作業ができる。
　　　　○料金体系が分かって引受処理ができる。
　　　＜Ａランク＞
　　　　○電話対応ができる。
　　２）「Ａ」の「通常郵便物全般の処理ができる」とはどこまでを指すのか。具体的な内容にすること。

　　＜特殊事務＞
　　１）次の項目については、ゆうメイトの仕事とはなってないので削除すること。
　　　＜Ｂランク＞
　　　　○収集受託者との授受ができる。
　　　　○ツ郵便物の再配達処理ができる。
　　　＜Ａランク＞
　　　　○書留等特殊取り扱い郵便物について外務職員との授受ができる。
　　　　○電子郵便物の送信、到着処理ができる。
　　　　○電話対応ができる。
　　２）特殊係のゆうメイトの場合、採用されてまず開披・差立作業につき、その後順次配達交付作業や翌朝
　　　　郵便の処理作業に従事するようになっている。スキル基準には、「Ｃ」と「Ｂ」にこれらの作業が混在し
　　　　て入っており、こうした作業の流れや訓練とかみ合ってない。作業訓練のプロセスも考慮して段階的に
　　　　スキルアップが図れるような構成にすべきと考えるが、とりあえず、以下のとおり変更すること。
　　　　�@「Ｃ」にある次の項目は「Ｂ」に移すこと。
　　　　　○配達証明の作成ができる。
　　　　　○配達証の作成ができる。
　　　　　○書留複写機の操作ができる。
　　　　�A「Ｃ」にある次の項目は「Ａ」に移すこと。
　　　　　○翌朝１０時郵便の追跡システム及び書留情報システムの到着情報が完全入力できる。

　　＜発着・小包＞
　　１）次の項目については、ゆうメイトの仕事とはなってないので削除すること。
　　　＜Ｂランク＞
　　　　　○運送便との授受・到着処理ができる。
　　　　　○代引小包及び外国小包（非課税・無証）の到着処理ができる。
　　　　　○窓口補助ができる。
　　　＜Ａランク＞
　　　　　○不在留置郵便物について集配営業課との授受ができる。
　　　　　○電話対応ができる。
　　２）「Ｂ」の「パレット等管理事務ができる」とあるが、具体的にはどのようなことか。
　　　　具体的に規定すること。