「竹島切手」を既に発行 公社、利用規約変更を検討
日韓が領有権を主張している「竹島」をあしらった切手の発行をめぐり、両国が
対立している問題で、日本郵政公社の一部郵便局が、既に竹島の写真付き切手を
発行していたことが4日、分かった。公社は「従来の利用規約があいまいだった」
として、写真は人物に限るなどの規約変更を検討。郵便局に受け付けの際の注意
徹底も呼びかける。しかし、「竹島は日本の領土」として切手発行を求めている
自民党の森岡正宏議員らは、5日に東京中央郵便局で切手発行を申し込む考えで、
再び政治、外交問題に発展する可能性が出ている。公社は、切手の下に好みの
写真をシールにして添付する「写真付き切手」を、昨年から販売。今年1月と
2月初めの3回にわたり、都内の東京中央郵便局と新宿郵便局で、切手コイン
業者が竹島の写真付き切手を申し込み、合計300枚を発行していた。
「竹島 TAKESHIMA」という文字と同島の全景写真が入った絵柄だったが、
「普通の風景写真と思い発行してしまった」(公社)という。(共同通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040304-00000177-kyodo-soci