4年間に計1014通、郵便局員が配達せず放置 岡山
岡山郵政監察室は11日、岡山県真備町の特定郵便局、箭田(やた)郵便局の主任(44)が、約4年間に計1014通の郵便物を捨てたり、自宅などに隠していたりしていたと発表した。監察室は主任を郵便法違反(郵便物の隠匿、放棄)の疑いで岡山地検に近く書類送検する。
主任は「体がだるくて、配達しきれなかった」と話しているという。
主任は「体調不良」を理由に5日付で依願退職していた。
監察室によると、7日午後、真備町の住民から、「空き家の草むらに郵便物が捨てられている」と箭田郵便局に連絡があった。はがきや封書など計135通が見つかり、配達を担当した主任が今年7月27、29の両日に捨てたことを認めた。
さらに主任の自宅と車から、98年6月以降に配達されるはずだった879通が見つかった。
箭田郵便局は郵便物の送り先に謝罪したうえで、あらためて配達する。
引用元
http://www.asahi.com/national/update/0911/035.html