歳暮用酒類の扱い中止−国税指摘で近畿ゆうパック
郵便小包「ゆうパック」で特産品や中元、歳暮商品を頒布している「近畿ゆうパックの会」(大阪市中央区)が、
大阪国税局から酒税法違反(無免許媒介)に当たるとの指摘を受け、ビールやワインなど酒類のカタログ頒布取り扱いを
今年の歳暮からやめたことが15日、分かった。
同会統括営業部によると、同会は1994年の中元から酒類を扱っており、客はカタログから選んで注文書に記入、
郵便局で申し込む仕組み。
酒類は中元、歳暮全体の2割を占める人気商品になっていたが今年8月、大阪国税局東税務署が
「カタログ受注は、無免許団体に禁じた媒介に当たる」として、酒類をカタログ掲載しないよう指導した。
同会は、98年に同税務署に相談した際「問題がない」と言われたと説明したが、同税務署は
「これまでの指導が誤っていた」と回答したという。
大阪国税局は「個別の指導についてコメントは差し控えたい」としている。
http://www.sanspo.com/sokuho/1215sokuho19.html