新仙台郵便局について語り合いましょう

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宮城県郵便営業推進本部情報 ゆうびん宮城 作成日 平成15年1月14日
元気一番チャレンジ総仕上げ 年度末まで76日間
作成者 宮城県郵便営業推進本部  配布先 宮城県内全郵便局

平成14年度目標達成に向け総力を挙げて取組まなくてはならない「郵便販売
総仕上げ運動」は、日本郵政公社を目前に控えた重要な施策です。
企業訪問を主体とした別後納郵便の確保、各種ツールを活用した切手類等収入の確保等、
年度末まで各局総力を挙げて取組を展開していきましょう!競争激化 日本郵政公社・
郵便局VS民間事業者ヤマト・佐川他激化する競争に打ち勝つためにはどうすれば良いか。
そのヒントになる話を本庁の専門官が、メールにより法人郵便営業マンに寄せていますので
ご紹介します。
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本庁郵務部営業課 N専門官年頭メッセージより抜粋掲載
2003年は公社化の年ではありますが、郵便事業をめぐる環境も劇的に変わる可能性が
あります。昨年11月にヤマト運輸はプレスリリースを行いました。その意味するところは、
「今年の3月を境にヤマトはメール便に本腰を入れて取り組む」というものです。時として
郵便に携わる私達の中には、手紙・葉書が郵便の「本業」であり、ゆうパックなどは、
「副業」であるという意識がありました。(まだそういう意識の職員がいれば問題で
あるが)。逆にヤマト運輸の仲では宅急便が「本業」でありクロネコメール便は「副業」
であるという意識が強くあったようです。だから14・11・6のプレスリリースの意味
するところは「クロネコメール便の本業化宣言」です。そのために配達スピードの翌配化
など商品性を改善してきます。狙いは、信書論争などど関係なく郵便のドル箱であるDM
であることは明らかです。 14年度12月までの状況を見ても、前例のない収入の落ち
込みなど厳しい状況が続いていますが、3月からはその比ではない、ということを覚悟して
おく必要があります。 ヤマト、佐川をはじめとした民間事業者が攻めてくるわけですから、
当然、防御を行わなければなりません。しかし被害をゼロにするということはありえない。
有効な反撃を行わなければ、郵便局から郵便物がどんどん消えていくことになります。
これをどうくい止められるか、その答えがでるのは3年後くらいです。
ヤマト運輸の関係者から話を聞いていくと郵便局に対して共通のセリフが聞かれる。
「郵便局は眠れる獅子である。できれば、いつまでも眠っていて欲しい」
我々をこんなに馬鹿にした言葉はありません。「我々は大した営業をやっていない」
と言われているわけです。発奮しない人は今すぐ去り、別の仕事を探した方が賢明です。
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新しい競争の時代に入るわけですが恐れることはありません。競争によって我々自身が
磨かれ能力を高めることができます。それに、郵便局には勝ち目がかなりあるということです。
強さが潜んでいるということです。なぜなら、先ほどの言葉は、なぜ「眠れる獅子
なのでしょうか。」つまりヤマト運輸側にも「ある部分では自分たちよりも郵便局が勝っている」
「郵便局が自分の強さに目覚め、実力を発揮しはじめたら勝てないのではないか」ということを
知っているからこそ、彼らは郵便局を「獅子」と表現しているのです。

彼らに「もう、我々は目覚めているぞ」ということを知らしめなければなりません。これからの
3年間で「獅子は目覚めているぞ」と知らしめ、「やはり獅子は手強かったので自分たちも相当な傷を
負ってしまったな、これからは無茶な戦いはやめたほうが良いな」と 思わせる期間にしなければなりません。

知らしめるにはまずは、「ゆうパック」を徹底的にセールスするのが一番です。これには、昨年5月の
特別料金をうまく使えば、必ず成果が出ます。「民間の方が安い」と言われても、簡単にあきらめる必要は
ありません。民間のどの料金とゆうパックの料金とを比較してそう言っているのか、徹底的にチェックすべきです。
例えば、民間の場合は消費税 が含まれていなかったり、営業所持ち込み料金であったり、極端な場合は配達拠点までの
幹線輸送費用が含まれていなかったりします
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「品質」と「価格」を考えてもらえば、ゆうぱっくは負けるはずがない。無敵に近い。
「敵」があるとすれば、それはヤマトや佐川などの民間事業者ではなく、「ゆうパックの
営業なんかしても、どうせ獲得なんかできないよ」という、皆さんの心のなかにある
「負け犬根性」です。これが今のゆうパックにとって最大の「敵」です。「獅子」が目覚めれば
勝てるはずです。皆さんが本当の意味で目覚めれば、必ずそうなります。私は皆さんが頑張りすぎて、
あまりに勝ちすぎて、民間事業者から「最近のゆうパックは強すぎる 。」というクレームが出てきたら
どうしようかという心配を始めています。(笑) ヤマト運輸に「民業圧迫だ!」とクレームをつけて
くるように愚痴らせようではありませんか。

今までの私の話をわかってもらえたでしょうか?・・では、早速「行動」に移してください。プロ野球
福岡ダイエーホークス社長の名言に「学んだと言うことの唯一の証は、変わったということだ」というのがあります。
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この文章を読み、発奮した皆さんが「変わって」ほしい。それは、明日以降の自分の
「行動計画作戦」を作ることです。営業とは「自己管理」の世界。自己管理するのに
必要なのは。「志」です。それも「持続する志」。つまり、必ずやり遂げてやるぞと
いう「執着心」がなければならない。だから今週から早速、提案営業をやりましょう。
ただ、漫然と企業訪問をしてヒヤリングするだけではだめです。2、3回いったら、
多少は情報が不十分でも、必ず企画書を持って説明することです。ペーパーでの提案なし
には、いくら口頭で説明しても正式な検討の俎上にはのぼりません。
我々本庁のメンバーが直接お客さまのところへ行って話をした際に、驚くべき質問をされる
ことがあります。「えっ、ゆうパックって、日曜日でも配達してくれるの?」「ゆうパックって、
はいたつを完了のデータで返してくれないんでしょう?」後で担当者に「今まで説明していな
かったのか?」と聞くと、決まって「説明はしていたのですが・・・」という答えが返ってきますが、
その場合例外なく「口頭だけの」説明に終わっているのです。
ぐずぐずしている暇はありません。始めましょう企画提案書による営業を。

◎以上がN専門官のメッセージの抜粋です。これを読まれた郵便関係職員の皆さん
 競争に打ち勝つ営業活動に取り組んでいきましょう。


意識改革の出来ない職員は局長室で正座!