中年や初心者の世代のパソコン学び舎パート3

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64名無しさん@3周年
梅毒患者の報告数がここ数年、急増していることが国立感染症研究所のまとめで分かった。
感染を知らず出産し、子供が先天梅毒になるケースもある。同研究所は予防と検査を呼びかけている。

感染研によると、梅毒患者数は抗生物質など薬剤開発により戦後減少傾向だったが、03年以降、再び増え始めた。
03年に509例だった報告数は06年に600例を超え、07年737例、08年は823例と毎年100例近く増え続けている。

男性では35〜39歳、女性では20〜24歳の割合が高い。
20〜24歳の女性は03年15例だったのが、07年には49例と3倍以上に増えた。

母子感染による先天梅毒は06年に10例、08年は7月末現在で7例報告。
妊娠中に夫から感染したとみられる症例もあった。

先天梅毒の子供の4割は妊娠中か生後1週間までに死亡するといい、感染症情報センターの多田有希室長は
「妊婦検診を必ず受け、感染が判明したらきちんと治すことが大事だ。妊娠後期に2回目の検査もしてほしい」と警告する。

梅毒は細菌「梅毒トレポネーマ」が引き起こす性感染症で、国内では99年以降、感染を確認したら
すべて保健所に届けるよう義務付けている。

性感染症に詳しい斎田幸次・斎田マタニティークリニック(大阪府河内長野市)
院長は「不特定多数と性行為をする風潮が原因ではないか。(感染を防ぐ)コンドームの出荷数も減少しており、
感染増加との関連が示されている」と話す。【関東晋慈】