エロくないけど梅支援
田島君と練習 番外編
今日も田島君や泉君と一緒に昼ごはんを食べる。
お母さんがお弁当作ってくれてるけど
二時間目の休み時間にそれは全部食べちゃうから
購買行って焼きそばパンとかコロッケパンとか、
安くておなかにたまるの買って昼にそれ食べてる。
「なーレンレン!」
「レンレンって、ゆーな」
最近田島君がオレのことふざけてレンレンって呼ぶ。
エッチすると調子に乗るってこういうことかな。
高校生にもなってレンレンなんて呼ばれるの恥ずかしいから、
オレ結構本気でいやなのに。
「三橋いやがってるぞー」
オレの顔チラッと見て、泉君が注意してくれる。
「いーじゃんレンレン。かわいいじゃん」
「か、わいい、嬉しくない」
「嫌われる前にやめとけよー」
田島君が何か思いついたみたいにニヤッて笑う。
「じゃさ、オレにもなんかつけてよ」
「バカがまた何か思いつきました」
「んだよ、バカ言うな」
「まあでも三橋もなんかあだ名つけて呼び返したら?」
レンレンに負けないやつをさ、って泉君もニヤッて笑った。
レンレンに負けないあだ名。
「田島、下の名前ゆういちろうだっけ?」
「おう」
ゆういちろう。
ゆうちゃん? でもそれじゃ普通だから負けてる。
ゆうくん?ゆっちゃん?ゆい?
あ、いいの思いついた。
「……ゆんゆん」