阿部「三橋…お前のIDさらけ出せよ…」

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297抜いたら負けかなと思っている
俺がいない間に色々あったんだな
このスレが気になって旅行も上の空だったよ

というわけで、産卵の続き。前のはwikiを見てくれ

「一体どんな生物を作ろうって言うんだよ?化け物と三橋なんて掛け合わせて・・。」
阿部君が白衣の男の人にそう聞いた。オレも前から気になっていたところだ。
「何を言ってる。どんな生物ができるのかというのを実験するんだ。
こいつに種付けしたのは、最近発見された珍種の生物だからな。
人間の男女両性との交配が可能な、珍しい化け物だ。
もちろん、卵一個ぐらいでは話にならん。同じ母体から卵を産んでもらい、それらを何度も比較し、研究する。
今度の産卵がうまくいっても、これでお役御免ということにはならない。」
オレはそれを聞くのはもう何度目かになるけど、やっぱりイヤな気持ちになった。
オレは機械じゃないのに、そんな扱いはひどいよ。
でも、この人たちはコワイ・・逆らえなそうだ。
「てめえ!三橋の体で遊ぶんじゃねーよ。三橋はニワトリじゃねえんだぞ。」
阿部君がオレの代わりに男の人たちに言い返してくれた。
そしたら、男の人は、ドアのほうを指さした。
「イヤなら帰ってくれ。見たいなら何も言うな。文句を言わずに座っていろ」
そうしたら、阿部君はすっかり黙ってしまった。
何も言わずにオレのお尻の穴を見ている。
視線がすごく痛い。お尻がむずむずする。
阿部君がいてくれてすごく心強いけど、こんなところ見られるぐらいなら帰ってほしいかもしれない。
「あ、阿部君・・そんなに見ないで・・っ」
「別に、見てねえよ、おまえのケツ穴なんか。」
「ほ、ほんと・・?」
オレ、なんだか変だ。阿部君がオレの恥ずかしい部分を見てるって思ったら、
すごく嫌なのに、ちんちんが熱くなってきちゃった。
お尻の穴もヒクヒクと動いてしまう。
阿部君がますます面白がってじっと見つめてくる。
「やっ・・だぁ・・」
白衣の男の人たちは、それに気がつくと、気を利かせたのか、
オレの体に毛布をかぶせてくれた。
「まったく。サンプルの大事な体を狙うのはやめてもらいたいな。」
「追い出した方がいいんじゃないか?」
「だが、親しい人間がいることで、リラックスしてスムーズに産卵が行えわれることも、
あるかもしれんからな。」
男の人たちはボソボソとオレの上で何か話をしている。
本当にオレ、卵産まなきゃいけないの・・?
今更だけど、絶対にいやだよ。どうしよう。
「あ・・・あの・・っ!」
オレがなんとかやめさせてもらえないかと思って話しかけると、
「陣痛が始まるまで寝ていろ。」と冷たく言われて黙らされてしまった。