翠星石と雛苺と一緒に七夕祭りした!\(^o^)/

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420抜いたら負けかなと思っている
笹取り込んだら翠星石が話しかけてきた。
翠星石「ヤスヒロ、いつの間にか笹が一本増えてたですけど、あれお前が立てたですか?」
俺「ああ、あれは七夕の日の夜中に、水ぎ…」
翠星石「? なんです?」
俺「あー…(翠星石たちには見られたくないって言ってたし…。水銀燈って言わない方が良いかな)
  えーと…あれだよ、パンダの精がさ…」
翠星石「は?」
俺「い、いや、あの日、翠星石が寝たあと庭に行ったら、パンダの精が立ってたんだよ。
  それで笹を立ててくれってお願いされたから、一緒に立ててあげたんだよ」
翠星石「暑さで頭やられたですか?
     なんなら如雨露で頭から水ぶっかけてやるですよ?」
俺「ホ、ホントだって!
  パンダはいつも笹食ってるけど、七夕の日は食べるの我慢してお願い事するんだってさ。
  それで笹立ててくれるとこ探したらウチにたどり着いたんだって!」
翠星石「…お前、目がマジですけど、もしかして本気で言ってるですか?」
俺「だから本気だってば!
  そこにパンダが立ってたんだから!しょうもない嘘も作り話もしないって!信じてくれよ!」
翠星石「ヤスヒロ…」
俺「ん?」
翠星石「他の誰が見捨てても、翠星石だけは一緒に居てあげるですからね…」
俺「あ…そう…」

だって。
完全に信じてくれなかったよ。本当だって言えば言うほど表情が曇っていったし…。
後で「パンダの格好した近所の子に頼まれたんだよ」と言ったら納得してたけど、最初からそう言えば良かったかなあ。
暑さで幻を見てるとか言われて翠星石にも心配かけちゃったみたいだし…。
あれ?そしたら、心の中で『カスヒロ』なんて呼んでるのに心配してくれてたってこと?
まだ俺の悪いとこ直せてないと思うのに…。やっぱり優しいんだな、翠星石…。俺、こんな優しいドールのマスターで嬉しいよ!俺は幸せ者だなあ!\(^o^)/