だっ、だめ古泉君! こんな所で…キョンにばれちゃう!

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183番組の途中ですが名無しです
ここは街中の薄暗い裏路地。そんな人気のない場所に、あの二人組がやって来ます。
「ねえみくるっ? こんな場所にあたしを連れてきて、みせたいものってなにかなっ?」
いつもの晴れやかな笑顔の鶴屋さんです。
「そ、それはね………」
「こんにちは、鶴屋さん。それに朝比奈さんも」
「あれ、古泉君、こんな所で奇遇だねっ! 野球の後、用事があって帰ったんじゃなかったっけ?」
僕は苦笑して、その質問には答えませんでした。
「あ、あの、古泉君……」隣にいた朝比奈さんがおずおずと言いました。
「鶴屋さんまで巻き込むのは………その…」
「まあまあ、いいじゃないですか。鶴屋さんも、僕たちの仲間に入れてあげましょう」
「なにかななにかなっ? 面白いことに混ぜてくれるのかなっ?」
「ええ。では、単刀直入にお伺いしましょう。鶴屋さん、あなたはセックスをしたことがありますか?」
「………………へ?」
鶴屋さんはいつもの溌剌とした笑顔のまま、固まっていました。
184番組の途中ですが名無しです:2006/05/21(日) 20:35:51 ID:NBAdOOVa0 BE:68443474-#
「な、なんの冗談かな、古泉君?」
「冗談ではありませんよ。いえ、失礼しました。実はわかっていたんですよ。鶴屋さんは処女ですね。それも、約束された方(>>173)のために貞操を守っている。違いますか?」
「………」
鶴屋さんは笑顔のまま無言でした。
僕はかまわず続けます。
「その貞操、僕がいただきます。では朝比奈さん、お願いします」
「はい………。鶴屋さん、ごめんね」
朝比奈さんは、布きれを鶴屋さんの口元にあてました。
「んっ! み、みくる………?」
鶴屋さんの身体から力が抜けていきます。僕はその身体を支えてあげました。
「最近は良い薬がありましてね。今あなたが嗅いだのは、正常な意識を保ちながら、全身の筋を弛緩させるタイプの媚薬です。
もちろん感度は抜群。あと、喋ることも可能です。今の気分はどうですか?」
「………」
鶴屋さんは笑顔のまま絶句しています。
どうやら、あまりにも予想外のことが起こったため、意識がオーバーヒートしてしまったようです。