だっ、だめ古泉君! こんな所で…キョンにばれちゃう!

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163番組の途中ですが名無しです
「どどどどどうしてキョン君が?」
キョンさんがドアのノブを回す音が聞こえました。
「おい古泉、鍵を開けろ。『機関』の話をするからって呼び出したのはお前の方だろ」
「申し訳ありません。今ちょっと手が放せなくて。少し待って頂けませんか?」
「……古泉、中には朝比奈さんもいるんだろ? 歌声が聞こえたぜ。開けろよ」
「いいえ。それは録音ですよ」
僕は朝比奈さんに微笑みかけます。
「………かーもんれっひゅだんかもんれっひゅだんべいびぃいいー」
「ほらね。今、この歌の編集作業をしているものですから、邪魔されたくなくて鍵をかけていたというわけです。ですから、もう少しだけお待ちください」
「ちっ。もっと計画的に行動しろよな……」
僕は朝比奈さんに囁きかけました。
「朝比奈さん。僕らに残された時間はどうやら長くはないようです。このまま中で出しますよ」
「そーらーのぉおおかーにゃたへぇー しゅーぺしゃーるじぇねーれーいぃしょーん
(しょ、しょんにゃ?! また中れすか?)」
「ああ、妊娠のことですか? 心配しないで下さい。僕には『機関』がついていますからね」
そして僕は一気に絶頂まで腰を動かします。
「恋のぉおおマ・ジ・カ・ルみっくるんるん!!」

ことを終えて、朝比奈さんを机の影に隠します。
「すみませんキョンさん。どうぞお入りください」
キョンさんは入るなり、顔をしかめました。
「なんか変な臭いが……。古泉、お前まさか…?」
「あれ、僕を疑っているんですか?」
キョンさんは僕をまじまじと眺めます。
「…………ま、人畜無害を絵に描いたようなお前にできる真似でもないか」
「ふふ、それは誉め言葉ですか? どっちにしても、悪い気はしませんね」