【大沢たかを】深夜特急【NO HURRY NO WORRY】

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639ガール ◆bswrhNLi8.
船が島に着くと、各自お目当てのビーチにジープに乗せてもらい行く。
僕は島で一番大きいハードリンビーチに行こうと思っていた。彼女も自然と
着いてきて、二人で一台のジープと交渉し、島の反対側のビーチを荒れくねった
山道に揺れながら目指した。ハードリンビーチにつくとそこは白い砂浜の最低限のレストランと
バンガロー、それに売店があるシンプルなビーチだった。とりあえず寝城を
探さなければならない。一件の小奇麗なバンガローにあたりをつけフロントで交渉する。
彼女が英語でしてくれた。するとシングルかダブルのどちらかと聞かれ、彼女が僕にどうするかと
聞いてきた。そりゃもちろんダブルがいいだろう、というか彼女もダブルを
望んでいたのかしれないが自然とダブルに落ち着いていた。