【大沢たかを】深夜特急【NO HURRY NO WORRY】

>>547の続き

旅の初日の興奮と環境の急激な変化で初夜はなかなか寝付けなかった。
翌朝、彼女らと四人で朝の街を散策がてら朝食にでかけた。
まだ八時だというのに、往来を行き来する車やバイク、そしてもちろん人でにぎやかだ。
カオサン通りは４００ｍ位の通りなのだが、その両端にびっしりと、安宿、みやげ物屋、食堂
オープンバー、旅行会社等が連なっている。そしてその間にも裏通りへと続く小さい筋が
いくつもあり、更にその筋にも安宿、レストラン、マッサージ屋などなどが様々にありしのぎを削っている。
歩きながら食堂を見るとテーブルが道路にせり出していて、匂いが、そう香辛料の匂いがしているぴょーん！