【大沢たかを】深夜特急【NO HURRY NO WORRY】

このエントリーをはてなブックマークに追加
533ガール ◆bswrhNLi8.
そうこうしている内に上空からバンコクの街が見えてきた。夜だった。
幾千の光のパレードのように見え、また日本とは確実にちがう雰囲気が漂っている。

ワイルドな彼もタイは始めてのようで一緒に入国手続きの列に並んでいると、前にいた
ちょっと目を離した隙に前にいた日本人の女性ふたりに、早即声を掛けていた。
彼女らも、バンコクに行くようだが、宿は決まってないと言う。するとふたりの内ひとりが
リピーターのようでカオサン通りという、バックパッカーの集まる安宿街があると言う。
私も日本を発つ前、知人からその名前は聞いており、4人でタクシーに乗り行くことにした。