【大沢たかを】深夜特急【NO HURRY NO WORRY】

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531ガール ◆bswrhNLi8.
機内食を食べ終え、私は眠りについていたようだ。
間もなくソウルに到着するというアナウンスで眠りから覚めた。
ソウル、仁川空港でのトランジットを終えバンコクへの乗り継ぎ便は席も三分の一くらい
空いている。すると、一人の男が声を掛けてきた。見覚えのある顔だった。
ソウル行きの便で日本人の女の子2人に声をかけてナンパらしき事をしていたのを目撃していたのだ。
その男も一人旅のようだが、私とちがい、旅慣れた様子で、それは見た目にも表れており
ずいぶんとワイルドで体格もよい、いわゆるマッチョな男であった。