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新聞社がテレビ局に資本参加するようになると、新聞社の系列によるテレビ局の色分けがされるようになったんです。
しかしそのずっと以前からネット局の系列はあったわけですから、結果として資本系列とネット系列があわないという状況も起こってきたのです。
その代表例がTBS(毎日系、東京)と朝日放送(朝日系、大阪)、テレビ朝日(朝日系、東京)と毎日放送(毎日系、大阪)というネット系列です。
これがいわゆる”ネット局の腸捻転”といわれるもので、テレビ局の会社運営にはいろいろと不都合があったようで、昭和50年の4月1日からこれをTBSと毎日放送、テレビ朝日と朝日放送というように入れ替えたのです、これが”ネット局の腸捻転の解消”です。