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昔の名無しで出ています:
日本は、会社とか国はなかなかなくならないという前提でものを考えすぎています。
もう滅びた共産主義の幻影なのか、江戸時代の名残なのか、そんな気持ちが色濃くあると思います。
ちゃんとしていれば国も会社も永遠に続く・・・なんてことありません。
会社は買収されればなくなりますし、国は侵略されて戦争に負ければなくなります。
経済が崩壊しただけでも国家はなくなっちゃいましたよね、ソビエト連邦の場合は。
このように脆いことを忘れているから、親方日の丸、親方大会社いう言葉が出来るのでしょう。
思い出してみると、昔の労組なんかの主張は、会社に搾取されているから給料上げろでした。
井の中の蛙大海を知らずとはこのことです。さすがに今は少しはまともになったみたいですが・・・。
このような世界観は笑い話の塊です。企業は競争に耐えるのが精一杯で、
たくさんのしがみつきの人を養うことは出来ません。
たとえば、旧の日産の労組のトップは旧の日産の経営者よりも立派なお部屋にいたそうです。
企業のお金を吸い上げていたわけですね。労組が強かった旧の日産自動車は、経営も不調で競争に負けていきました。
労組のために経営が悪いわけでもないでしょうが、表裏一体であることは否めません。
相乗効果で急降下だったわけですから・・・・。旧の日産自動車はルノーにより買収されてはじめて普通の企業によみがえりました。
ルノーが労組から手をつけたのはいうまでもありませんし、親方日産でしがみ付いていた関係企業にもすぐに手を入れました。
そして、今の日産の復活は多くの人の感じるところです。