歌謡曲の王道が何時の時代の誰それにあったのか?は意見が分かれるところだろう。
ただ、沢田研二・ピンクレディ・山口百恵といった歌謡曲の代名詞的存在の歌手が多数出現したこと。
また、筒美・阿久悠・戸倉などビッグな作家達が芸能化を支えたこと。
商業的なピークを迎えたこと。
これらの事実を顧みれば、滅びが始まっていたのかも知れないが70年代を黄金時代を呼ぶことにも何ら抵抗はないと思える。
訂正
筒美・阿久悠・都倉などビッグな作家達が芸能界を支えたこと。
「邦楽史上最高の作曲家は誰だ?」というスレを覗いてみた
んですが、筒美京平という声が圧倒的で少し面食らいましたね。
理由は7000万枚を超える自作曲のセールスと「サザエさん」
など国民的ソングを手掛けている、現代のアーティストから
もリスペクトされているからという意見が多かった。
中山晋平・山田耕作・服部良一の名前がほとんど出ないので
少しがっかりしたのと、70年代歌謡曲の人気の高さという
のを改めて知りました。
>>933 > ただ、沢田研二・ピンクレディ・山口百恵といった歌謡曲の代名詞的存在の歌手が多数出現したこと。
> また、筒美・阿久悠・戸倉などビッグな作家達が芸能化を支えたこと。
> 商業的なピークを迎えたこと。
沢田研二はGS、ピンクレディはお色気ユニット、百恵はアイドル。
歌謡曲からはかなり外れていると思うけどね。
アイドル=歌謡曲なわけなんだが・・・
>>935 バラードよりポップスが好きなんだろうねたぶん
歌謡曲に王道なんかないってのw
60年代も歌謡曲黄金時代だよ ただ60年代への言及が少ないのは
2chのユーザーの世代的なものでしょう、
それとともにテレビのナツメロ番組なんかで放送する過去映像は
どうしても60年代末期からになってしまうからな
60年代中期までは映像もあんまり残ってないのかもな
だいたいテレビが大きく普及したのも60年代中盤だから
だいたい今西田敏之が歌ってる君恋しなんか
大正時代の歌なのに洋楽の影響がモロにあるじゃないか
>>939 歌謡曲はテレビの普及で衰退していったとも言える。
昔から歌謡曲と呼ばれるものはあまり変わっていないと思う。
ただ、懐メロ番組で使われるのは、比較的新しいカラーの
ものが多いということで、若い世代は「テレビのタレントの歌=歌謡曲」の
イメージがこびりついているのだと思う。
>>943 そうでもないよ 歌謡曲もかなり変遷してるよ
確かに黄金時代がどの辺かは、その人によって違うだろうが、
少なくとも俺にとっては70年代が黄金時代と思える。
というのも、俺が考える歌謡曲ってのは「多様性」と「卑近美」なんだな。
多様性で考えると、70年代以前はちょとミクスチャー具合が弱い。
60年代のリズム歌謡なんかもまあ面白いけどな。
でも70年代はそもそもボリュームが違うし、フォークもロックもソウルも混じって、
でありながらまだ歌謡曲の体をなしていたというまさにカオスの面白さ。
しかしながら80年代以降はさすがにその多様性をもてあまして、
歌謡曲という巨体を維持することができなくなってきた、と。
>歌謡曲はテレビの普及で衰退していったとも言える。
テレビ以前ならラジオから流れて流行したような歌が
歌謡曲でしょう。媒体が、ラジオからテレビに変わっただけ。
言ってる意味がわからない。
949 :
昔の名無しで出ています:2010/04/02(金) 06:28:36 ID:OGYD6LUP
うん。
定説としては逆のことが言われていますよね。
お茶の間の消滅=テレビの衰退が歌謡曲のパワーを
なくしていった、国民的なヒット曲が出なくなった
原因だと。
950 :
昔の名無しで出ています:2010/04/03(土) 04:34:55 ID:oPrJ4Rf7
上の方で裕次郎の話が出てたけど
裕次郎の歌はキーも高すぎず誰でも歌いやすいっていうのがいいんじゃないだろうか
自分のような30代半ばでも20曲以上歌えるし
年配の方なら普通に40曲ぐらいは知ってるだろうし
粋な別れとか赤いハンカチとかいい曲いっぱいあるよ
80年代以降今日に至るまでのオリコンチャート1位は
もう価値が無くなってきた。
人気アイドルやロックバンドが1位で初登場して
後は落ちるだけというのはヒット曲とは思えない。
952 :
昔の名無しで出ています:2010/04/06(火) 20:15:50 ID:YkhbMY1n
どっちが本流かはさておき。
どの年代の歌謡曲がもっとも名曲を生んだか?
ということになれば70年代は少々弱いのではないだろうか?
私的な意見になるが、もし国民投票で「日本の名曲10曲」
を選ぶとしたらこんな感じになると思うんだが(童謡・唱歌は除く)
順不同
影を慕いて
青い山脈
りんごの唄
有楽町で逢いましょう
上を向いて歩こう
卒業写真
いい日旅立ち
愛しのエリー
クリスマスイブ
川の流れのように
>>951 今なら嵐はなかなか落ちない
上位で粘る
>>931さんは歌謡曲を時代によって優劣をつけている
のではなく、サウンドの中身が大きく変わったんだよ
ということを言っていると思うんです。
それは以前、
>>755さんが言っていたこと
>邦楽の混じり方が濃いのを歌謡曲とすれば、その本流は70年代末から拓郎、さだ、谷村等の
フォーク系SG&Sに移ったのだろう。本来の文字通り「民族音楽」
あるいは僕が
>>765-766で主張してみたことと同じような意味
なのではないかと。
>>952 上を向いてあるこう以外は意見が分かれると思いますね。
3つとも言ってることは重要な部分でかなり違うような気がするが
歌謡曲といっても時代時代によって定義つうか、どこを本家とするかは変わってくるのは当然
海外の例でいうと、R&Bなどがそうじゃんか
50年代のリズム&ブルース、70年代のソウルやファンクも含んだ抽象的なR&Bというジャンル、現代のコンテンポラリーR&Bがまったく違うのと同じ
>>912 そのとおし!
世界ポップス史上に燦然と輝く奇曲
それが風吹ジュンの「愛がはじまるとき」
浅田美代子が上手すぎて物足りなくなるくらいだ
>>952 そんな勝手な選曲やめてくれ
あなたの主観以外の何ものでもない
国民投票いう発想時点でちょっとおかしいと思うんです。
というのはファンは自分の好きなアーティストの曲を
入れるだろうし、名曲を多数持っている歌手は票が割れて
しまうから(海外で言えばビートルズ)不利になります。
美空ひばりは「悲しい酒」「真っ赤な太陽」、山口百恵は
「プレイバック」「秋桜」、ユーミンは「あの日に帰りたい」
サザンは「TSUNAMI」とか。
山口百恵って言われてるほど名曲あるか?
秋桜といい日旅立ちくらいだと思うぞ
それも、百恵が歌ってなくても名曲として残ったと思う
百恵ヲタは歌謡曲語らなくていいからw
百恵ヲタちゃうわw昭和歌謡ヲタなんだも〜ん
963 :
昔の名無しで出ています:2010/04/10(土) 22:30:53 ID:WmxPMWYg
風吹ジュンの最高の名曲は「ふたりの舗道」だろ
スキャンダルで売れなかったが、演奏とかカッコよすぎ
964 :
昔の名無しで出ています:2010/04/10(土) 22:37:00 ID:WmxPMWYg
あ、歌謡曲の定義を明らかにするスレね
サウンド的にはごった煮でジャンル不詳
歌詞は一般性があってメッセージ性・過激さがきわめて薄い
自作自演ではない分業制でつくられた音楽
歌番組・テレビがあって成立する音楽(つまりルックス・振り付けも重要)
こんなところか
965 :
昔の名無しで出ています:2010/04/10(土) 22:41:26 ID:WmxPMWYg
>>959 いっぱいあんじぇね?
いい日旅立ち 秋桜
ひと夏の経験、プレイバックパート2はかなり話題になったし。
他にも横須賀ストーリー、乙女座宮、夢先案内人などが
一定のファンに支持されてる。
>>964 > 歌番組・テレビがあって成立する音楽(つまりルックス・振り付けも重要)
> こんなところか
それではレコード、ラジオ時代が抜けている。70年代だけが歌謡曲ではないだろう。
むしろテレビが出てきて下火になったんだが。
逆にジュリーなどのヴィジュアル系にシフトしていった。80年代に顕著になったけどね。
テレビ時代になり、ヴィジュアルやパフォーマンスが重要になって、だんだん歌謡曲は
下火になった。
などと意味不明なことを供述しており
反論できないのか
バラードぽい曲だけ名曲扱いする風潮はどうにかならないのかな?
970 :
昔の名無しで出ています:2010/04/11(日) 17:15:01 ID:buhCdBJ6
>>966 964だけど、60年代はオムツしてたんでよくわからんのだが、
>むしろテレビが出てきて歌謡曲は下火になった
本当にそうなのか?
「危険なふたり」の真似してマフラー振り回したり、ピンクレディ
の振り付けをクラスの女子が皆でやってたり、ああいう現象は
テレビ(歌番組)があって初めて可能になった。
歌そのものが伝わる可能性もますます増えたわけだし、
俺なんかいいことばっかだったとしか思えんのだけど。
>>970 ピンクレディというか、その前あたりからJ-POP化していったんでしょ。
また「歌謡曲」のカテゴリーに入っていただけで。言葉がないから
「歌謡曲」と言っていただけ。J-POPという言葉が存在していれば、
間違いなくJ-POPに分類されていたのがピンクレディ。
ちょっと微妙なのが山口百恵。J-POP系アイドルグループは
キャンディーズも含まれるだろう。ソロならば、南沙織あたりからかな?
歌謡曲って「歌」を聴かせるんですよ。だから、戦前のラジオ時代から
存在していた。それがテレビの登場とともにどんどんポップスや
ダンスパフォーマンスに取り込まれていた。
歌謡曲は歌だから、直立不動が基本。ダンスはポップス系の流れでしょう。
EXILEはJ-POPだけど、明らかに歌謡曲ではない。
まあ、おれも70年代はガキだったけど、当時の状況を見ても、ピンクレディは
完全に子供のお遊び扱いを受けていた。当時はまだ、菅原洋一などの方が
歌謡曲として代表格だった。テレビ業界にはあまりうれしくないかもしれないが。
ガキがテレビにしがみついて物買ってくれなければ意味がないのがテレビ。
972 :
昔の名無しで出ています:2010/04/11(日) 17:37:20 ID:buhCdBJ6
ピンクレディ、キャンディーズ、南沙織…
歌謡曲と呼ぼうがJ−POPと呼ぼうが、どれも文句なく素晴らしい歌手
だったと俺は思うけどなあ…
客観的事実として、レコード売上げがテレビの登場とともに飛躍的に
伸びているということもある
ならセールス最強のJPOPが最高なのか?という突っ込みがくるかもしれんが
少なくとも産業として下火にはなっていなかった。
レコード大賞歴代受賞曲
第1回 1959年12月27日 黒い花びら 東芝音楽工業 水原弘 永六輔 中村八大 中村八大
第2回 1960年12月30日 誰よりも君を愛す 日本ビクター 松尾和子
和田弘とマヒナスターズ 川内康範 吉田正 和田弘
第3回 1961年12月28日 君恋し 日本ビクター フランク永井 時雨音羽 佐々紅華 寺岡真三
第4回 1962年12月27日 いつでも夢を 日本ビクター 橋幸夫
吉永小百合 佐伯孝夫 吉田正 吉田正
第5回 1963年12月27日 こんにちは赤ちゃん キングレコード 梓みちよ 永六輔 中村八大 中村八大
第6回 1964年12月26日 愛と死をみつめて 日本コロムビア 青山和子 大矢弘子 土田啓四郎 土田啓四郎
第7回 1965年12月25日 柔 日本コロムビア 美空ひばり 関沢新一 古賀政男 佐伯亮
第8回 1966年12月24日 霧氷 日本ビクター 橋幸夫 宮川哲夫 利根一郎 一ノ瀬義孝
第9回 1967年12月16日 ブルー・シャトウ 日本コロムビア ジャッキー吉川とブルー・コメッツ 橋本淳 井上忠夫 森岡賢一郎
第10回 1968年12月21日 天使の誘惑 東芝音楽工業 黛ジュン なかにし礼 鈴木邦彦 鈴木邦彦
第11回 1969年12月31日 いいじゃないの幸せならば 日本ビクター 佐良直美 岩谷時子 いずみたく いずみたく
第12回 1970年12月31日 今日でお別れ 日本グラモフォン 菅原洋一 なかにし礼 宇井あきら 森岡賢一郎
第13回 1971年12月31日 また逢う日まで 日本フォノグラム 尾崎紀世彦 阿久悠 筒美京平 筒美京平
第14回 1972年12月31日 喝采 日本コロムビア ちあきなおみ 吉田旺 中村泰士 高田弘
第15回 1973年12月31日 夜空 徳間音楽工業 五木ひろし 山口洋子 平尾昌晃 竜崎孝路
第16回 1974年12月31日 襟裳岬 ビクター音楽産業 森進一 岡本おさみ 吉田拓郎 馬飼野俊一
第17回 1975年12月31日 シクラメンのかほり キングレコード 布施明 小椋佳 小椋佳 萩田光雄
第18回 1976年12月31日 北の宿から 日本コロムビア 都はるみ 阿久悠 小林亜星 竹村次郎
第19回 1977年12月31日 勝手にしやがれ ポリドール 沢田研二 阿久悠 大野克夫 船山基紀
第20回 1978年12月31日 UFO ビクター音楽産業 ピンク・レディー 阿久悠 都倉俊一 都倉俊一
第21回 1979年12月31日 魅せられて
974 :
昔の名無しで出ています:2010/04/12(月) 23:04:03 ID:OdFNXvlD
ピンクレディが日本の音楽史上かつてないほどのブームを巻き起こしたのは事実
だが、当時のファンが墓に入れば、それで消えてなくなる音楽だとも思う
あと美空ひばり、沢田研二などいわゆる歌謡曲の大御所たちも同じ運命だろう
歌謡曲で50年後も聴かれ続けているのは、たぶん山口百恵、あとはポップス
性の強い松田聖子くらいじゃないか?
百恵ヲタ乙w
976 :
昔の名無しで出ています:2010/04/13(火) 09:04:54 ID:gTBqNIUi
その曲を知ってるなら2番煎じは認めないからな〜(俺は)
アレンジが変われば許されないし 他人がはトンデモ・・
下手すれば歳食ったご本人すら認めない
何を上から目線でと言われようが コレばかりはダメだ〜ぁ
変化を許さないと出家させてるからな〜ぁ 違うか?
懐メロは好きだが・・今の状態ではない
出来なければ歌うな・・だな 不様を見せるな
例なら キヨヒコは認めるが 伊勢正三は認めない
ひばりが消えて百恵が残るとかw
聖子は歌というよりも、パフォーマンスが萌えの原型みたいな形で残ると思うが。
何のスレだかわからなくなってしまったな
結局自分のひいきだけをほめるだけのスレになるのかw
いい歳して情けないなお前ら
>>974 半田建人みたいなやつが続々出てくるはずだ
歌謡曲とJPOPの違い、それは歌手があくまで歌手という
演じ手であったこと。
JPOP、それはヴォーカリストが自分の自我として歌う
(というような売り方,宣伝、戦略)歌。
>>980 確かにそういう側面はあるね。良い視点だと思う。
近田春夫はもっとはっきり言っていて、
「考えるヒット」の文春50周年特別編で、
「アーティストとファンとの関係が宗教化している以上、
今のJポップはアーティストという教祖様が
ファンという信者に向けて歌うゴスペルでしかない。」
と書いて、Def TechやGReeeeNを例に挙げてる。