熱い長渕ファン集まれぃ!!

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402昔の名無しで出ています
高村光太郎 わが屋

わが家の屋根は高くそらを切り
その下に窓が七つ
小さな出窓は朝日をうけて
まつ赤にひかつて夏の霧を浴びてゐる
見あげても高い欅(けやき)の木のてつぺんから
一羽の雀が囀りだす
出窓の下に
だんだんが三つ
だんだんから往来いちめん
露にぬれた桜の葉が
ひかつて静かにちらばつてゐる
桜の樹々は腕をのばして
くらい緑にねむりさめず
空はしとしとと青みがかつて
あかるさたとへやうもなく
夏の朝のひかりは
ひそやかに道をてらしてゐる
土をふんで道に立てば
道は霧にまぎれて
曲がつてゆく

高村光太郎のファンで中学の頃よく詩集を読んでいた
ラジオから流れてきた「風は南から」を聞いて激怒した覚えが・・・・
それ以来、この人は薄っぺらな人という認識