いかりや長介シボンヌ

仲本「兄ちゃーん！お前ホントに兄ちゃんか？」

仲本「兄ちゃーん！おーい、そこにいるんだろ兄ちゃーん！」

仲本「兄ちゃーん！早く合言葉言ってくれよぉー！」

仲本「兄ちゃーん！もう合言葉言わなくていいから、返事しておくれよぉ兄ちゃーん！」

仲本「兄ちゃーん･…」

ガラガラガラ…

仲本「兄ちゃんどっかいっちゃったのかい？兄ちゃーん…」

長介「ヲィッス！」
注　「お、やっときやがったな、おそいんだよ！」
長介「そんなこというなよ、俺ももうちょっと早く来たかったんだけど、役者稼業も結構面白くてな」
注　「何かっこつけてんだよ、ハナさんも待ちくたびれてるぞ」
ハナ「おう、長介、久しぶりだな。元気か？って死んでんだ俺たち、元気もクソもねーな」
長介「ハナさん、おひさしぶりです。いや〜、ブーとか志村の行く末が気になってね。けどあいつらも
　　　もう大丈夫だろうから、こっちで落ち着いて酒でも飲みながらバンドでもやりたいな。おい、注！ピアノは大丈夫か？」
注　「なんだバカヤロー、俺は日本で唯一ピアノの弾けないピアノ弾きだぞ、なめんなよ」
長介「そうだったな〜。ピアノをろくに弾けないお前を無理やりドリフに入れたんだっけ」
ハナ「次にこっちに来るのはだれかな。うちの植木かお前んとこのブーあたりか？」
長介「だめだめ、まだこっちには来させないよ。植木さんもまだまだ元気だよ」
ハナ「そうだな。じゃ、しばらく俺らだけで面白おかしく下界の様子でも見ながら酒でも飲むか、な、注よ」
注　「this is a pen！」
長介「だめだこりゃ。。。」

瞑目合掌。